自然の学校 12月報告
12月20日、自然の学校恒例のお餅つきとお正月飾りづくりをしました。
前日までの寒さが和らいで、穏やかな小春日和に20名の子どもたちと11名の保護者、それからお手伝いに明星大学の学生さんが6名、西多摩マウンテンバイク友の会の方々20名程が参加してくださり、リーダーも含めると総勢70名ほどの大人数で、賑やかな1日となりました。
前日からリーダーが泊まり込みで準備をし、餅米を研いで水につけたり、汁物の材料を切ったり、羽つきや輪投げなど昔遊びの準備をしました。
当日の朝も早くから釜に火を入れ、子どもたちが到着するときには餅米が蒸かしあがって餅つきができるようにしてくれていました。
地元のきのこがたーくさんに猪も!もちろん畑の野菜もたっぷり準備。
集合して校長から今日1日の話があったあと、若者リーダーお手製の紙芝居で餅つきの話を聞きました。
このリーダー達も小学生の時から餅つきをたのしみにしてます。
そして早速つき始めます。
まずは若者や大人が餅米を杵で練って半殺しにします。柔らかく、また飛び散らないようになったら子ども達の出番。
並んだ順番も待ち遠しく、みんな楽しそうについていました。
時々コツンと臼を叩いてしまうこともありましたが、力一杯頑張りました。
蒸かしたばかりの餅米をたべたり、またつこう、と何度も列に加わったり、一緒にやろう、と誘ったり、賑やかについていました。
つきあがったお餅はまず丸めてお土産用のお供え餅にします。
お母さんたちのご指導のもと、子どもたちも大学生も大事にたくさん丸めていきました。
お餅のように真っ白になる子も。
お供えの数が揃ったら、今度は楽しみな食べる分!
今日のお昼はつきたておもちです。
小さくちぎって色々な味で楽しみました。
磯辺やきな粉が人気。大人にはキムチと大根おろしを合わせたのが人気でした。
つきあがると皆が殺到してすぐにお餅がなくなってしまい、おかわりに来ても次につき上がるまで待っててね、なんてことも。
豚汁と猪汁もと~ても美味しく、みな何度もおかわりをしていました。
その間も男の方を中心に何臼もお餅をついてくださり、お母さんたちは配膳にご協力頂いて、本当に感謝です。
お腹が一杯になったら、午後はお正月飾りづくりです。
地元の講師の方のご指導で稲ワラから飾りをつくります。
まずは、大学生や大人が作り方を覚えて、子どもたちも教わりながらじっくりつくりあげていきます。
なかなか力がいるところもありますが、助けてもらったり、協力して自分だけの素敵なかざりを作っていました。
毎年大人も子どもより真剣に作っています。
手作りのお飾りでよいお正月が迎えられそうですね。
昔遊びも楽しみました。
稲ワラを縄になって輪っかにして、その輪でわなげをしたり、羽根つきもしました。結構子ども達は夢中で遊んでいて、昭和な雰囲気になっていました。
おやつはみかん、そしておみやげはお供え餅と校長がつけた沢庵です。
賑やかでゆったりとした1日となりました。
保護者の方や西多摩マウンテンバイク友の会のみなさんには、餅つき、配膳や道具の後片付けなどなどにご協力いただいて大変ありがとうございました。
明星大学クローバーの学生さんも子どもたちとたくさん遊んでもらってありがとうございました。
また今回から1年、自然の学校の活動は日野自動車グリーンファンドから助成金を頂いています。
助成金は杵の購入などに使わせていただいています。
次回は今年度最後の例会、2月28日(日)です。
来年度の会員も募集しています。
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