3月19日(日)の「菅生こどもの森広場」活動では、菅生・若宮子ども体験の森で萌芽更新のため伐採したコナラを使って、「椎茸のほだ木づくりと駒打ち体験」を行いました。当日は、この若宮を中心にボランティアで森の整備活動をされている木こりチームの皆さまに、ほだ木の穴あけと、椎茸の駒打ちの方法を教えて頂きました。
ほだ木の穴あけには、電動ドリルを使います。安全指導をしっかりと受けてチャレンジ、一見おっかなそうな道具による作業ですが、慣れるととても楽しいようで次から次へと穴を空けていく子どもたち。ほだ木はたくさんあるからどんどんお願いします(笑)。
そして駒打ち、椎茸の菌糸がついた駒を、雑菌が付かないよう綺麗な軍手で掴み、ほだ穴に差し込み、トンカチで打ち込みます。あちこちでトン、トンと森の中に気持ちの良い音が響きます。昔の雑木林では、よく見られた光景なのでしょうが、現代の子どもたちがその担い手として、頑張っている様子に感激です。
さて、子どもたちは、自分で種駒を打ったほだ木を、お土産として持ち帰りました。椎茸が出るまで長い時間とお世話が必要ですが、根気強く美味しい椎茸に育てあげてくださいね。
今期の「菅生こどもの森広場」は、この活動にて終了です。自然の中での一年間の遊びや体験を通して、子どもたちはいっそうと逞しくなりました。また、私たちリーダーも子どもたちとの森遊びの経験を通して様々なことを学び、また多くの幸せをわけてもらいました。また来期も菅生の森で一緒に遊びましょう!4月15日発行のあきる野市広報にメンバー募集の記事が掲載されます。子どもたちとご家族の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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