今年の7月はとにかく暑かったです。
上旬から真夏のような日差しと高温多湿の毎日、そして滝のような豪雨 !
東京の気候も亜熱帯に以降しつつあるのかなと、
実感しています。
また、ヒアリ、ツマアカスズメバチ、ブラジルサシガメなど、
暖かい地域からの危険な移入種への警鐘が鳴らされた初夏でもありました。
7月23日、子どもの森活動のメインテーマは、菅生の清流、鯉川での水棲生きもの調査です。
猛暑で一番怖いのは熱中症です。
冷たいスポーツドリンクに日除けと万全の体制を準備しましたが、
当日は曇空に時折の小雨と、久しぶりの涼やかな1日 !
子どもたちの日頃の行いのおかげでしょう!
森の中では木々が傘となり、川の中では水しぶきが小雨を感じさせない、
まさにグッドコンデションでした(笑)
さて、当日の活動の様子です。
午前中、まずは子どもの森にて、雑木林に侵入している竹の子ども=筍を摘み取りました。放っておくと、生物豊富な雑木林が、暗く生きものの少ない竹林になってしまうからです。
その後は、子どもたちが大好きな遊具での自由遊び。イキイキと遊んでいます。
午後からは、菅生の清流、鯉川でガサガサによる水棲生きもの調査です。
ガサガサとは、魚網と手足を使い、川の生きものを捕まえる方法です。
子どもたちは、川で遊ぶのが大好き。
お昼もそこそこに川岸へと。
ガサガサの達人の指導を受け、いざ川へ。
子どもたちは、思いのままに魚を探しに網を手に川へ。
今も昔も、子どもたちの生きものへの情熱は変わらないんだなぁ、
なんてことに感激しながら、大人も一緒にガサガサを楽しみました。
ガサガサした生きものは種名を調べ、記録しました。今後の菅生の水棲生物の保全に役立てていきます(採集した生きものは記録後に全てリリースしています)。
菅生は都心の近くにありながら、森や川、多くの豊かな自然、そして生きものがいて、そこに住む子どもたち(私たち大人もですが)は幸せだなぁとあらためて思いました。
遠くの自然も素敵ですが、身近な自然、東京の菅生も魅力一杯です。
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