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菅生子どもの森広場 2017年11月報告 火おこしから始める森のバームクーヘンづくりと榎の植樹


11月19日(日)、冬晴れの青空のなか、菅生子どもの森広場活動、火おこしから始める森のバームクーヘンづくりと榎の植樹を開催しました。

まだ11月だというのに、真冬のような寒さの続くなか、この寒さに負けない、元気な子どもたちが多く集まり楽しく活動を行いました。


まずは、火おこしから。
ライターやマッチ、バーナーやコンロなど無かった昔の人が、どうやって火をつけていたのか、子どもたちに身をもって体験してもらいました。

火おこしの基本は、木と木(石と金属など)を擦り合わせ、摩擦熱を発生させ、摩擦でできた熱と屑で火種をつくることです。

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子どもたちは二人一組になり、木を使った火おこしの方法として有名な、きりもみ式、弓切り式、舞切り式方法にチャレンジしました。

煙りがたち惜しいところまで行くのですがなかなか発火ならず。最も、発火に近づいた方法は、切った竹と竹を単純にひたすら擦り合わせる方法でした。煙と焦げた香りがし、触れると火傷しそうなほどの熱さになっていたので、もう一工夫で発火したかもしれません(惜しい!!)

 
さて次は、火おこしがまだなのに、なぜか炭火が煌々と燃えているコンロ(すみません、時間の関係で、ライター使いました(笑)で、子どもたちは、バームクーヘンづくりを開始。

アルミを巻き付けた竹の棒に、ホットケーキミックス粉、卵、牛乳、バター、砂糖等を混ぜ合わせた生地を少しずつ、何回も塗って、コンロの上で回転させながら、焼きあげていきます。

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方法は単純なのですが、実際はとても忍耐と根気のいる作業。
棒に塗った生地はつるつると滑り落ち、なかなか太くならないうえに、風に舞う煙に涙目のこどもたち、バームクーヘンの極意を会得するための修行のようでした(涙)。

しかし、子どもたちの、どうしてもバームクーヘンを食べたいと願う純粋な願いと、チームワークは、この困難を乗り切り、約2時間をかけて(お疲れさまです)、見事なバームクーヘンを焼き上げることができました。
( 見た目も味もバッチリでした !)

スタッフの学生さんは、アルバイトで鍛えられた、中華鍋裁きで、ポップコーンを焼いてくれました。塩味にキャラメル味、こちらも美味しかったです。


さて、午後からは、オオムラサキの大好きな木、榎の木を子どもたちと植樹しました。
根切りをした榎の稚樹は、子どもたちに木が喜んで育ちそうな場所を自由に選んでもらい、植えてもらいました。稚樹には、子どもたちの名前を書いたテープを巻き付けました。末永く木の里親として、成長を見守ってもらいたいからです。子どもたちが大人になった時に、自分の植えた成長した木を見たら、きっと感動することでしょう。そして、あたりを舞い飛ぶオオムラサキにも。

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植樹のあとは、お待ちかねの子どもの森の遊具での自由遊びの時間。
ボランティアの皆さんの手でコツコツと作った、
巨大ハンモックやブランコ、シーソーなどで子どもたちは存分に遊びました。
里山にこだまする、子どもたちの元気な笑い声が、菅生地域の皆さんの元気の源になってくれることを願っています。

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さて、次回の活動は1月。森で集めた竹などの材料を使い、
竹細工による作品づくりを行います(竹鉄砲、竹トンボ、ウグイス笛、竹ぽっくり、竹馬、横笛、ランプシェード、万華鏡などから、子どもたちには好きなものを作ってもらいます)。


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