6月のホタルキャンプは、大雨からのスタートでした。
準備のときは風雨が強く、どうなることかと心配しましたが、夜から上がると言う天気予報を信じ 、皆が集まりました。鯉川もゴーゴーと子どもがたじろぐほどに増水。宿泊場所をテントから協議会ハウスに変更して、プログラムも空模様と相談して臨機応変に対応していきました。
外は大雨。
まずは協議会ハウスの中で、染め物と翌日のおやつに使うヨモギを選別しました。柔らかい部分はおやつ用、茎の太いところや固い葉は染め物用です。
わいわいおしゃべりをしながらも、みんな集中して分けていました。
次に植物などをじっくり観察しました。触ってみたり、臭いを嗅いでみたり、虫眼鏡やフィールドスコープでじっくり見て、フィールドノートにスケッチしていました。拡大してみるとまた違った表情をしていて、子ども達も興味津々。見てー!とたくさん報告してくれました。
お弁当を食べたら、次は染め物をする布に模様をつけるため、輪ゴムであちこち結んでいきます。もう何度もやっているので子ども達も慣れた手つきです。前はあんな色になったよね、今度はどんな色かな等と話しながらどんどんてを進めていきます。
そんな中、なんと雨が上がっています。蒸し暑く、ホタルが飛びそうな夜になっているではありませんか!
一旦模様づくりの作業をとめて、また雨が降らないうちに急いでカッパにきがえて外へ出かけます。
雨はやんで、蒸し暑い空気が川のゴーゴーという音を包んでいます。
いました、ホタル。葉っぱにとまっています。やっと雨がやんだからかあちらこちらに思いの外たくさん見られました。始めは湿気が多すぎるのか飛んでいるものは少なかったのですが、時間が経つと飛び立って、私たちのところへも飛んでくるものもいました。
毎年のことながら感動です。
子ども達も感性の声を上げ、目をこらしてじっくり観察していました。
大雨に心折れずに開催して本当によかったです。
帰ってからは染め物の模様づくりの仕上げをして、煮出したよもぎの汁に布を浸しました。そして、校長から熱量のあるホタルの話を聞いた後、賑やかに(笑)就寝となりました。
翌朝は快晴。川の水量もほんの少し少なくなっていました。
寝袋などを片づけて、まずは朝飯前に昨日よもぎの汁に浸けた布を媒染液に浸け、色を定着させました。今回媒染液は石灰とミョウバンの2種類を用意。石灰は浸けた瞬間から鮮やかな黄色に、ミョウバンは緑がかった優しい黄色に染まりました。模様も個性のあるおもしろい仕上がりとなりました。
リーダーが作った朝ご飯をほぼ完食し、畑へ出かけます。
まずはお昼ご飯の材料に丸々太ったサヤエンドウをたくさん収穫し、鞘からグリンピースを取り出しました。次は種まき。アシタバ、白菜などの種をセルに蒔いていきます。何度もやっている作業なので、みんな随分上達しました。
それにしても、今回の子ども達は一つ一つの作業に集中して取り組むことができ、感心します。
その後は2月にみんなで植えたじゃがいもの収穫です。今年は大豊作!!大きなじゃがいもがごろごろと出てきました。こちらもみんな上手に、集中して、収穫の喜びを楽しみながら作業をしていました。
協議会ハウスまでの帰りは暑くなってきたので鯉川に寄り道して帰りました。普段よりは水量がありますが水に入っても危険な状態ではなくなり、思い思いに生き物を探したりしました。
そして、川辺の木の葉の裏には、なんと大きなホタルがとまっているのを見つけ、みんなで観察しました。明るいところでじっくり見られたのがよかったです。
途中でよく熟れたモミジイチゴを我先にと夢中で食べ、戻っていきました。お昼はさっきは畑で取ったグリンピースとじゃがいもでお豆ご飯と肉じゃがです。大好評で、また完食。自分たちで収穫したものをみんなで食べるのはまた格別です。
どんどん暑くなって、午後も川遊びを満喫しました。生き物を探しながらも、もうみんな泳いでいました。
おやつのよもぎ団子も美味しかったかな?
大雨でどうなるかとスタートしたホタルキャンプでしたが、終わってみれば予定したプログラムはほぼ全ての行えて、大変充実したものになりました。これも日頃の子ども達の行いのおかげだと思います。
次回は8月4日(日)、暑い最中の川遊びです。畑にたくさん作ったスイカも楽しめるでしょうか?
参加者は随時募集しています。
関連記事
自然の学校 5月例会報告 春の山菜探しとタケノコ掘り (05月26日)
自然の学校6月例会報告 ホタルキャンプ (07月14日)
自然の学校 8月例会 虫探し・川遊び (08月21日)
準備のときは風雨が強く、どうなることかと心配しましたが、夜から上がると言う天気予報を信じ 、皆が集まりました。鯉川もゴーゴーと子どもがたじろぐほどに増水。宿泊場所をテントから協議会ハウスに変更して、プログラムも空模様と相談して臨機応変に対応していきました。
外は大雨。
まずは協議会ハウスの中で、染め物と翌日のおやつに使うヨモギを選別しました。柔らかい部分はおやつ用、茎の太いところや固い葉は染め物用です。
わいわいおしゃべりをしながらも、みんな集中して分けていました。
次に植物などをじっくり観察しました。触ってみたり、臭いを嗅いでみたり、虫眼鏡やフィールドスコープでじっくり見て、フィールドノートにスケッチしていました。拡大してみるとまた違った表情をしていて、子ども達も興味津々。見てー!とたくさん報告してくれました。
お弁当を食べたら、次は染め物をする布に模様をつけるため、輪ゴムであちこち結んでいきます。もう何度もやっているので子ども達も慣れた手つきです。前はあんな色になったよね、今度はどんな色かな等と話しながらどんどんてを進めていきます。
そんな中、なんと雨が上がっています。蒸し暑く、ホタルが飛びそうな夜になっているではありませんか!
一旦模様づくりの作業をとめて、また雨が降らないうちに急いでカッパにきがえて外へ出かけます。
雨はやんで、蒸し暑い空気が川のゴーゴーという音を包んでいます。
いました、ホタル。葉っぱにとまっています。やっと雨がやんだからかあちらこちらに思いの外たくさん見られました。始めは湿気が多すぎるのか飛んでいるものは少なかったのですが、時間が経つと飛び立って、私たちのところへも飛んでくるものもいました。
毎年のことながら感動です。
子ども達も感性の声を上げ、目をこらしてじっくり観察していました。
大雨に心折れずに開催して本当によかったです。
帰ってからは染め物の模様づくりの仕上げをして、煮出したよもぎの汁に布を浸しました。そして、校長から熱量のあるホタルの話を聞いた後、賑やかに(笑)就寝となりました。
翌朝は快晴。川の水量もほんの少し少なくなっていました。
寝袋などを片づけて、まずは朝飯前に昨日よもぎの汁に浸けた布を媒染液に浸け、色を定着させました。今回媒染液は石灰とミョウバンの2種類を用意。石灰は浸けた瞬間から鮮やかな黄色に、ミョウバンは緑がかった優しい黄色に染まりました。模様も個性のあるおもしろい仕上がりとなりました。
リーダーが作った朝ご飯をほぼ完食し、畑へ出かけます。
まずはお昼ご飯の材料に丸々太ったサヤエンドウをたくさん収穫し、鞘からグリンピースを取り出しました。次は種まき。アシタバ、白菜などの種をセルに蒔いていきます。何度もやっている作業なので、みんな随分上達しました。
それにしても、今回の子ども達は一つ一つの作業に集中して取り組むことができ、感心します。
その後は2月にみんなで植えたじゃがいもの収穫です。今年は大豊作!!大きなじゃがいもがごろごろと出てきました。こちらもみんな上手に、集中して、収穫の喜びを楽しみながら作業をしていました。
協議会ハウスまでの帰りは暑くなってきたので鯉川に寄り道して帰りました。普段よりは水量がありますが水に入っても危険な状態ではなくなり、思い思いに生き物を探したりしました。
そして、川辺の木の葉の裏には、なんと大きなホタルがとまっているのを見つけ、みんなで観察しました。明るいところでじっくり見られたのがよかったです。
途中でよく熟れたモミジイチゴを我先にと夢中で食べ、戻っていきました。お昼はさっきは畑で取ったグリンピースとじゃがいもでお豆ご飯と肉じゃがです。大好評で、また完食。自分たちで収穫したものをみんなで食べるのはまた格別です。
どんどん暑くなって、午後も川遊びを満喫しました。生き物を探しながらも、もうみんな泳いでいました。
おやつのよもぎ団子も美味しかったかな?
大雨でどうなるかとスタートしたホタルキャンプでしたが、終わってみれば予定したプログラムはほぼ全ての行えて、大変充実したものになりました。これも日頃の子ども達の行いのおかげだと思います。
次回は8月4日(日)、暑い最中の川遊びです。畑にたくさん作ったスイカも楽しめるでしょうか?
参加者は随時募集しています。
関連記事
自然の学校 5月例会報告 春の山菜探しとタケノコ掘り (05月26日)
自然の学校6月例会報告 ホタルキャンプ (07月14日)
自然の学校 8月例会 虫探し・川遊び (08月21日)
| 09:20
前の記事
2019年05月26日
次の記事
2019年08月18日