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6月16、17日は恒例のホタルキャンプでした。
夕方の集合時間には、お借りしたころりん村幼児園の園庭に子どもたちが集まりました。

注意事項の説明のあと、ホタルの飛ぶ時間、気温や天気との関係などについて話がありました。
例年はこの後暗くなる前に、鯉川を観察する散歩に出かけますが、この時は生憎のこ糠雨。散歩はやめて、急遽玉ねぎ染めを行いました。
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これがまた子どもも大人も楽しい!
布は正絹を用意できました。肌触りがとてもよく、カイコの糸から頂いたこの滑らかさに気持ちいい、と子どもたちもよく感じ取っていました。
玉ねぎ皮をみんなで剥いた後は、模様を想像しながら輪ゴムで絹を絞りました。たくさん絞る子、一つだけにした子、二重や三重に挑戦する子、個性豊かです。
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絞ったら玉ねぎの皮の染液でしばらく煮て、ミョウバンの媒染液に浸します。
水でよく洗うと早めに入れた布は濃いオレンジに、短い時間だけ浸した布は明るい黄色に染め上がりました。そして、ワクワクしながら輪ゴムを外していくと、思い思いの絞り模様が現れました!皆で見せ合い、キラキラした驚きを共有。世界に一つだけの素敵な染め布ができあがりました。
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夕飯は持参したお弁当を食べました。だんだん暗くなってきましたが、細かい雨は降り続いています。とても肌寒い日になってしまったのでテント泊は諦め、協議会ハウスに泊まることになりました。荷物を移動し、ホタルを観察するための注意を聞いたら、カッパを着ます。
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雨の中鯉川のほとりを歩くと、なんとその道の地面の草にホタルがとまっていました。ラッキー!皆で額を寄せて観察します。
更に下流に向かって歩くと木や草にとまって雨をしのいでいるホタルの光を見つけることができました。
結局みられたホタルは7頭。100頭近く見られる時もあるのでわずかではありますが、雨の中でもホタルに出会えたことは印象深いものでした。
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協議会ハウスに戻り、着替えをして楽しい宿泊タイムです。それはそれは大盛り上がり!友達と一緒の外泊ははしゃいじゃいますね。

翌朝、ころりん村に戻り朝ごはんです。お釜ご飯はお焦げが大人気!畑の野菜の煮物と浅漬けと味噌汁、あとは納豆、海苔とヘルシーだけど美味しい朝ごはんに、みな食が進みました。

そのあとは少し降っていた小雨も止み、畑へ向かいました。トマト、ナスなどの夏の野菜の実や花を観察し、2月に皆で植えたジャガイモ掘りをしました。今年は豊作!大きなジャガイモがごろごろ掘れました。
最後に白菜の種まきもしました。
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お昼は堀たてのじゃがいもを肉じゃがでいただきました。あっという間に完食。食当のリーダーありがとうございました!

午後は川で生き物探しです。朝は残っていた雨も上がり、太陽の光が降り注ぎ子ども達を川へ誘います。入ったばかりは冷たい!と声をあげていた子どもたちも、網を手に川辺りの草の下をがさがさすると、魚やエビなどいろいろな生き物が見つかりました。岸辺の石の上では、羽化したばかりのトンボが柔らかい羽をじっと乾かしていました。生き物を観察したあとは、川へ逃がし、成長の無事を祈ります。
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着替えをしたら、おやつは燻製と蒸かしジャガイモ。たくさん遊んだ体をしっかり満たしてくれます。お土産に野菜をたくさんもらい、染め布も忘れずに持って解散です。
今年のキャンプも心に残ったかな?
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次は8月5日
暑い最中の川遊び!
会員以外の方の参加もお待ちしています。

4月22日(日)

今年度最初の自然の学校は、春の雑木林散策と野草摘みです。
晴天に恵まれて、前日からグングン気温が上がり、
暑い一日になりそうです。
集合場所の菅生高校前に、11人の子どもたちが揃いました。
みんな一つ学年が上がって、少しお姉さんお兄さんになっての再会です。

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新しいフィールド・ノートのプレゼントがあり、
校長から山歩きの注意を受けます。
暖かくなり、虫たちや生き物も活発になりました。
もし、スズメバチやヘビをみつけてもむやみに触ったりせず、
すぐにリーダーに知らせること。
ハチだってかまわずそっとしておけば襲ってはきません。
気をつけて春(初夏?)を探しに出発です。

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歩き始めると、ほどなくミツバ、ヨモギ、フキなどが見つかります。
とにかく食べられる野草探しに夢中な子もいれば、
虫やカナヘビ、生き物探しに一所懸命な子もいます。
「これはミツバかな?」
似ているけど、よく見ると違う野草もあります。
確かめるには摘んでみて、匂いを嗅いでみるのが一番。
五感を使って春を感じながら、のんびり歩きます。

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小さなカエルを見つけました。みな口々に「かわいい!」と集まってきました。
去年生まれたばかりの「ヤマアカガエル」です。
カエルは大体4~5年生きるとリーダーから聞き、
けっこう長生きなんだね、とびっくり。

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「へんな飛び方のチョウがいる!」
パタパタ、の後、スーッ、とグライダーのように滑空し、
それを繰り返す不思議なチョウがいました。
チョウに詳しいリーダーが慎重に捕まえ、みんなで観察しました。
透き通るようなハネに黒い筋の模様がある綺麗なチョウで、
「ウスバシロチョウ」だと教えてもらいました。

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今年は季節の進みが早く、綿毛のタンポポがたくさんあります。
セイヨウタンポポとカントウタンポポの見分け方や違いも聞きました。
セイヨウタンポポは一株でも自分で種を作れるけれど、
カントウタンポポは仲間がいないと種が作れないので抜かないこと。
天ぷらにして食べるのなら、セイヨウタンポポにしましょう。
去年は見当たらなかったカントウタンポポも、
山の上のほうで見つけることができました!

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たくさん歩いたのでお弁当で腹ごしらえをしてから、
お待ちかねのたけのこ掘りです。
山の奥にどんどん分け入っていくと、少し開けた竹林に出ました。
休むまもなく「もう掘っていい?」と元気に竹林に散ってゆく子どもたち。
「あった!」「大きいよ!」とあちこちから声が上がります。
数こそ少なめでしたが、中にはずっしり大きなものも!
スコップを使って一所懸命掘り出しました。
穴は埋め戻しておくのも大切です。

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その後は少し降りた山の中腹、大沢地区で、
お待ちかね、山菜とタケノコの天ぷらをいただきます。
美味しいタケノコや野草の天ぷらをお腹いっぱいいただいて、
子どもたちは大満足です。楽しい春の一日でした。

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今回はNTC竹取物語の方々や西多摩マウンテンバイク友の会の関係者の方に、
天ぷら調理をご協力いただきました。
いつも温かいご支援ありがとうございます。

次回の自然の学校は
6月16、17日 ホタルキャンプです。

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。

2月25日

この冬は寒暖や気候の変化が激しく、2月の例会も直前まで
あまり寒くならないと良いのだけれど・・・と心配でしたが、
当日はまずまずのお天気。

いつものように校長の話を聞いて例会スタート
今年はドラム缶を利用した、『もみがらくん炭』作りを畑でしているそうで
子供達にその仕組みを説明してくれました
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寒さを吹き飛ばすには身体を動かす事が一番!
くり林の落ち葉はきから作業を始めます。
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ビニールシートに集めたらみんなで堆肥を作っている場所へエッサホイサと運びます。
たくさん入るように一生懸命足でならします。
ふかふかして楽しい〜
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さて次はじゃがいもの植え付け
包丁で種芋を切って切り口に灰をまぶします。
どこを切ったら良いのか説明も聞きます。
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畑へ移動して植え付け
間隔に気をつけて土に種芋を置いたあと順番に肥料をまきます。
馬糞もあるけど、臭くない!不思議〜
土をていねいにかぶせて
大きくなあれ!
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午前中に作業がもりだくさんだったのでお腹はペコペコ。
各自のお弁当をもりもり食べて午後も頑張るぞ。

みんなのお楽しみのおやつも準備。
めいめいが持ってきたサツマイモやりんご、みかん、シイタケなど
水でぬらしたペーパーを巻いた後、アルミホイルにくるみます。
きちんと巻かないと黒焦げになっちゃうのでていねいに。
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焼き上がるのを待つ間
シイタケ原木に菌が付いているコマを打ち込みます。
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電動ドリルの登場ですが、自然の学校の子供たちは慣れたもの。
みんなガンガン穴を開けていきます。かっこいい・・・
木槌でコマをうちこんで行くのも楽しい作業です。
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ビニールハウスの小松菜も収穫しました。
大人たちは今年は野菜が高いよねぇとしみじみ。
頑張って収穫してね。
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さぁ、焼けました!
熱々ホクホクで美味しい〜
マシュマロも焼きました。
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今年度の活動は2月で終わり。
今年度の記念品は手作りカレンダー
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いつも自然の学校ニュースの表紙を描いてくれている
ジュニアリーダーのイラスト入りです。
季節感あふれるすてきな思い出の品となりました。


6年生は中学生に、ジュニアリーダーも社会人となるメンバーがいます。
新生活は忙しいけれど
みんな身体に気をつけて頑張ってね。

また菅生の里山で会いましょう。



次回は4月22日
春を満喫する里山散策、野山の野草を味わいます。



自然の学校は新規メンバーを募集中です。
2018年度の年間活動予定は以下の通りです。
詳しくは問い合わせフォームよりご連絡ください。

2018年
 4月22日    春の里山散策、野草を味わう
 6月16、17日  ホタルキャンプ
 8月5日    虫探し、落ち葉だめ天地返し、川遊び
 10月28日   秋の里山散策、さつまいも収穫
 12月16日   お餅つき、しめ縄飾り作り
2019年
 2月24日    たき火、落ち葉だめづくり

今年最後の自然の学校は、
恒例のお餅つきとお正月飾り作りです。
冬晴れで風の強い日曜日でしたが、
集まった元気な子どもたちは寒さなんてへっちゃらです。
『NECフィールディング竹取物語』と『西多摩マウンテンバイク友の会』の方々、
そして地元の方々も参加してくださいました。

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今日の活動場所は菅生交流会館です。
リーダー達が前日から餅米を研いで水につけたり、
汁物の材料を切ったりして、準備をしました。
子どもたちが集まるころには、積み上げられたセイロから
湯気がシュウシュウ上がっています。

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集合して、校長から今日の注意点を聞いたら、
いよいよ餅つきをはじめます。
「早くつきたい!」と子供達の声が上がる中、
蒸したてのもち米を臼に入れ、大人が杵を使って
半殺し(米をすりつぶす)にしてくれます。

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杵でついても米が飛び散らなくなったら、
いよいよ子供たちの出番です。
力いっぱい杵を振り下ろします。
毎年参加していて、とても上手につける子もいれば、
初めてでおっかなびっくりの子もいます。
大人に助けてもらって、初めての餅つきに挑戦する、
小さな子もいます。

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小さな子供たちも重い杵を、顔を真っ赤にして懸命に振り上げます。
振り下ろした杵がお互いぶつからないように、
いろんな掛け声で工夫します。
「よいしょ!、よいしょ!」「イチ、ニー、サン!」

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もち米のつぶつぶがなくなって
表面がなめらかになったら、お餅のつき上がり。
まずはお土産用のお供え餅にします。保護者の方やリーダーの指導を受けたら、
お餅を手で手頃な量だけちぎって、粉をはたいて丁寧に丸めていきます。
お餅つきも楽しいけど、これも楽しい!
毎年恒例、全身粉だらけの子がたくさんいました。

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みんなでついたり丸めたり、一所懸命仕事をしたら、
お楽しみのお昼がやってきました。
用意されたつきたてお餅をいただきます。
磯部、納豆、きな粉、あんこ、キムチ、大根おろし……
一口サイズのお餅はどれも美味しくて大人気!
大人たちがつきたてを次々用意してくれますが、あっという間になくなります。
あったかくて美味しい豚汁も用意していただき、
みんな幸せなお昼ごはんでした。

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午後はお正月飾り作りです。地元の野口ご兄弟に先生となって指導していただき、
稲わらからお正月用のしめ縄飾りをつくります。
まずは先生から、この地域に伝わる昔ながらのしめ飾りの飾り方や、
「さいのかみ」と呼ばれる火祭りのお話があり、
みんな興味深く、真剣に聞いていました。

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今日はいつものしめ飾りに加えて、
もう少し小さな輪飾りの作り方も教えてくださいました。
ねじる方向や、力の入れ方など難しい部分も多いのですが、
1人で上手に作れる子も増えてきました。
自信がなかったり、分からない部分がある子は、
先生に聞いて頑張って作りました。
よいお正月が迎えられるよう、みんな丁寧に作りました。

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飾りができたあと、しめ飾り指導の先生がマジックを披露してくださいました。
突然のマジックショーにみんな大喜び。最後まで楽しい時間を過ごしました。
みんなよいお年を! また来年、元気に会いましょう。

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保護者の方や竹取物語、西多摩マウンテンバイク友の会のみなさんには、
餅つき、配膳や道具の後片付けなどにご協力いただき、ありがとうございました。

次回は今年度最後の例会、2月25日(日)です。
来年度の会員も募集しています。

10月22日 

10月といえばさつまいも掘り
去年はこれまでで一番か・・・と思うくらいの不作でしたので
今年はリベンジ!

のつもりが、なんと大型台風直撃の予報。
当日は協議会ハウス内で手打ちうどん作りに変更となりました。

天気に負けず、6人の子供達が集合。
リーダーの指導のもと、美味しいうどんを目指して頑張ります。
ボウルに入れた粉に水を少しづつ足しながらなじませていきますが
『粉はこねないで!』と言われても
どろんこや粘土遊びが好きな子供達はつい力が入ります。
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生地が馴染んだらビニール袋に入れて足で踏みます。
これはやりやすい!一生懸命足を動かします。
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丸く優しく形を作ってうどんはここでひと休み。
生地を寝かせている間に虫めがねやマイクロスコープを使って野草を観察。
くっつく種はどうしてくっつくのか?花はどんな形かしら?
キクラゲ?は雨に濡れてじっとーり!
色々な発見がありみんな夢中で観察して、
それぞれがフィールドノートに気がついたことを記入していました。
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その間に寝かせたうどん生地は少しふっくらとして
指でそっと押すとゆっくり戻ってきます。おいしくなった合図です。
おいしくなる呪文も唱えながら、もう一度こねて、もう一度寝かせます。

それから、めん棒で出来るだけ薄く伸ばして包丁で切ります。
包丁は『猫の手』上から押さえながら切りますが
最後までしっかり切らないとどんどんつながっていくよ〜
太さも長さも厚みも個性色々。
まるで自然の学校の子供達のようです。
茹で上がったうどんは形は不格好ではあるけれど、
食べてみるとどれも美味しい!!
畑や山で採れた野菜やきのこを天ぷらにして一緒に頂きました。
出来たてはあったかくて一段と美味しかったです。
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この日は夜になるにつれて台風が近づくので早めに解散。
夏は水が少なかった鯉川も土で茶色くなった水が勢い良く流れていました。

さつまいもは残念でしたが
うどん作りは大成功。
お土産にも持って帰りました。

次回12月は一年の締めくくり
餅つきとしめ飾り作りです。
たくさんの方のご参加お待ちしています。


9月10日(日)の子どもの森広場では、
昆虫探し体験と檜の巻枯らし体験を行いました。

今回は、昆虫の専門家・杉村健一先生に講師をお引き受け頂きました。杉村さんは、日の出町大久野で「きりんかん」という木の温もりに溢れた素敵なカフェも経営されており、そこではウッドクラフトや自然体験教室なども楽しめます。

さて、菅生地域には、今でも田園風景が残り、そこには多様な生きものが暮らしています。今回、地元の地主さんのご協力も頂き、休耕田や林道、森にて、子どもたちは思う存分に網を振り昆虫採りを楽しみました。

校長のオリエンテーションでは、晩夏から秋にかけて獰猛となるハチや、マムシなどの毒蛇についての注意がありました。特にスズメバチには注意が必要です。

さあ、網を持って休耕田へ。
上空を舞うウスバキトンボの群れや赤トンボの仲間、地上にはトノサマバッタなどたくさんのバッタやコオロギ、そして時折飛来するアゲハチョウやヒョウモンチョウなどの蝶、子どもたち(大人も(笑)は夢中になって追いかけました。

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休耕田の後は、林道を通り、子どもの森へ。道すがらも昆虫探し、そして最後は見つけた昆虫を杉村先生に同定して頂きました。なんと、今回子どもたちが見つけた昆虫の総数は、約50種にも登りました。凄いぞ、子どもたち ! もちろん同定した後の昆虫はすべて森や林に逃してあげました。

午後からは、管理ができずに細い木が乱立している檜の林に移動して、巻枯らし、を体験しました。木が乱立した林では、地面に光が届かないので、植物も少なく、だから昆虫もあまりいません。巻枯らしは、檜の外側の皮を剥くことで、自然に木を枯らす方法です。何年かすると木は枯れ、林に光が差し込むようになるのです。木の幹をぐるっと一周ノコギリで浅く切り、そこから皮をめくると、ベリベリスルスルと木の上に向かって剥けていきます。これがなかなか面白いのです。子どもたちはどれだけ長い皮が採れたか競って遊んでいました。

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最後はお待ちかねの森の遊具での遊び。これが一番なのかもしれません。
オオムラサキ活動で作った、10人乗り大型シーソーはやはり大人気でした。
御土産は、綺麗に皮を剥いて輪切りにした檜の枝、お風呂に浮かべて檜の香りを楽しんだり、穴を開ければペン立てにもなります。

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今回も終始、子どもたちのにこやかな笑顔が見られ、それがわたしたちの一番の収穫です。
次回は11月、森のお料理教室と広葉樹の植栽をします。火おこしから始め、森の中でバームクーヘンやポップコーン作りを体験します。


自然の学校 8月例会報告


8月例会は落ち葉だめの天地返し、野菜の種まき、そしてお楽しみの川遊びを存分に満喫しました!
夏休みで他の予定があるメンバーが多く、7人の子ども達とそれ以上の人数の大人で、のんびりじっくり夏の菅生を楽しみました。

集合後、注意事項の話があってから、早速落ち葉だめの天地返しに取りかかります。
2月に1mほど積み上げた落ち葉だめに行ってみると20cmくらいに減っていました。断面を見てみると下の方は黒い湿った土のようになっています。半年でこんなに減ったんだ。
観察したあとはスコップや鋤を使って掘り起こし、下の土と上に残っている葉っぱをよく混ぜます。これで分解がさらに進みやすくなり、よい堆肥が作られていきます。
ふかふか落ち葉だめには生き物も住んでいて、子どもたちは見つけてはきゃー!と喜んだり、逃げたり(笑)していました。
カブトムシの幼虫に混じって、ひっくり返って背泳ぎのようにもぞもぞ動く幼虫を発見!調べてみるとハナムグリの幼虫のようでした。おもしろい!
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次は種まきです。
菅生の畑では、種から育てる栽培に挑戦しているので、子ども達も体験しました。
どこまで蒔いたかよーく覚えておきながら、一粒一粒協力して種を蒔いていきました。おおきくなぁれ。
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暑さの中頑張ったあとは、涼しい川辺に移動してお昼です。畑の草いきれのむっとした空気と比べると、川風がしっとりそよぐ涼しさは夏のご褒美のようです。
のんびりもつかの間。川に入りたくてうずうずしている子どもたちは、さっさとお昼を食べて今日一番楽しみな川遊びに突入!

人数が少なかったので、皆手に網を持ち、ガサガサと生き物探しを満喫できました。
カワムツ、アカハライモリ、シマドジョウ、カワニナ、カワエビ、サワガニ、ヤゴいっぱい、、、
水槽にたくさんの生き物を入れてじっくり観察できました。
アカハライモリはひっくり返そうとしてもあっという間に戻ってしまい、赤いお腹を見せません。連続でひっくり返しをチャレンジしても、イモリの方はが上手てです。おもしろい!

もちろん、子ども達はずぶ濡れになって遊んでいました。
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おやつは菅生のスイカと菅生のじゃがいも。
スイカを食べるならば、やっぱりスイカ割りです!
おもしろい!

今回はとにかくのんびり。
再び川遊びをしたり、日差しの下でごろんとお日様を浴びたり、再びおやつを食べたり、それぞれ自由時間を楽しみました。
夏を満喫です。

お土産はじゃがいもたくさん、人参、ナスを山分けしました。

これからの予定は
10月22日さつまいも掘り
12月17日お餅つき
2月25日落ち葉だめづくり

是非、菅生の里山にあそびにいらしてください。

6月17・18日 ホタルキャンプを満喫しました。

梅雨真っ盛りで天気が心配されましたが、今年はテントを張る事が出来ました。
夕方、今年も場所をお借りしているころりん村幼稚園に
宿泊準備の大きな荷物を持って子供達が集まります。

テントを張りまだ日があるうちに鯉川沿いを歩きます。
夜のホタル観察の前に下見をする事で経路の確認とホタルが棲息する環境を知る事が出来ます。IMG_3070

土手の護岸整備など河川の環境変化により、年々数は減っているそうです。
今年は雨量が少なく、川の水も流れが悪くて濁っています。
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子供たちで2張りあるテントの部屋割りを相談して準備。
家から持ってきたお弁当を一緒に食べて夕食を済ますと日暮れを待ちます。
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校長からホタル観察にあたり、事前注意を受けました。
早い時間とはいえ、夜間で近隣は住宅地なので、大声で話さない事。
ホタルが錯覚を起こすのでライトは使わない事。

最近はレジャー施設等でもホタル観賞が出来る所が増えてきましたが、そこに大量に飼われていたホタルが周辺に散らばって近隣地域の生態に影響を与える心配もあるそうです。ホタルの餌となるカワニナも外来種が多く出回っているとのこと。

今年は少ないかも・・・と言われていましたが
観察スタート地点の橋にさしかかると
小さなかわいい光がチラチラと自然の学校の子供たちをお出迎え。
川べりでもたくさんのホタルに出会えました。
帰る途中では近くまで寄ってきて
みんなでゲンジボタルをじっくり観察することができました。
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今夜の観察の振り返りを終えるとさあ寝る時間。
年長の小学生のテントはすぐに静かになりましたが
年下の子供たちのテントからは、
親から初めて離れてお泊りの子供もいるせいか興奮冷めやらず
いつまでも話し声が聞こえます。
余りにも遅いので校長のカミナリも落ち、それでやっと落ち着きました。


それでも翌朝6時に元気に起床。
身支度を済ませると散歩がてら畑へ出かけ
グリーンピースを収穫してきました。
まるまるふくらんだグリーンピースは昼食で使います。
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人参やトマトなど朝採れの野菜をたっぷり使った朝食を済ますと、
また畑へ出かけます。
今度はジャガイモ掘り。
大きいのもあれば豆の様な可愛いものもあり、みんな夢中で掘り出します。
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早速肉じゃがにして、グリーンピースご飯と一緒にお昼ご飯。
午後はお楽しみの川遊び。
この日は水かさが少ないので川の生き物探しとなりました。
アミを使ってガサガサ漁をすると
小魚、ヤゴ、サワガニ、ホタルの餌となるカワニナやエビなど
小さな生き物たちが見つかりその度に大歓声が上がります。
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トンボの幼虫ヤゴは4種類いました。
それぞれの生き物の話を聞いたらまた川に戻します。
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おやつの豆乳寒天は自然の味すぎて?子供たちのハシがあまりすすみませんでしたが
ふかしたジャガイモは大人気。『おいしい!』とどんどんなくなりました。

帰りの支度をして解散。
また来年元気なホタルに会えますように。

今年も場所をお借りした ころりん村幼稚園さん ありがとうございました。
次回は8月6日(日)川遊びです。

4月23日(日)
本年度最初の自然の学校は、春の山菜採りとタケノコ掘りです。
前日夜には、激しい雨が降ったところもありましたが、
明けると一転、絶好の山歩き日和。
11人の元気な子供たちが顔を揃えました。
集合場所になっている学校の小さな池に
おたまじゃくしがたくさんいるのを見つけました!
里山でたくさん春が見つかりそうな予感です。

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校長から、山歩きの際の注意を受けたらいよいよ出発。
ふもとの神社にご挨拶をして歩き始めると、
ほどなくミツバやヨモギ、ユキノシタなどが見つかります。
リーダーから野草の説明を受けながら、手にとっては春の香りを満喫。
「いい匂い!」と声が上がります。
食べられる野草も食べられない野草もあるので、よく観察します。

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食べられる野草を採るときは、
根っこごと抜かない、新芽が出来るところで折って採るという約束事も、
子どもたちはちゃんと守っていました。

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タンポポの花も、天ぷらにすれば美味しく食べられるのですが、
リーダーから大事な話を聞きました。
花の裏側のガクが下に反り返っているものは西洋タンポポ、
ガクが反らずに上にぴったりくっついているのは日本タンポポです。
西洋タンポポは一株でも自分で種を作れるけれど、
日本タンポポは仲間がいないと種が作れないので、
とても数が少なくなり、保護してあげなければなりません。
でも、この日見つかるのは西洋タンポポばかり。
タンポポを食べられるのはうれしいのですが…
日本タンポポはどこへいってしまったのでしょうか。

「あっ!ヘビだ!」
マムシが現れみんなびっくり。
でもまだ小さな子どものマムシです。
リーダーが頭を押さえて慎重に捕まえました。

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順番におっかなびっくり触ってみます。
意外にひんやり、さらさらしていて、
「かわいい!」という声も上がります。
不用意に手を出せば危険な生き物ですが、里山に棲む仲間です。
そっと放してあげました。

高台でお弁当を広げることにしました。
午後からのタケノコ掘りに備えてエネルギー補給は十分!
休憩時間に、ツタの絡まった樹で木登り遊びです。
普段なかなかできない遊びにみんな大興奮。楽しいひとときでした。

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いよいよお待ちかねのタケノコ掘りです。
今年の春は雨が少なかったので少なめでしたが、
竹林のあちこちから「あったよ!」と元気な声が上がります。

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スコップを使って一生懸命掘り出しました。
穴は埋め戻しておくのも大切です。

今日のおやつは、山菜とタケノコの天ぷらです。
少し降りた山の中腹、大沢地区で、
美味しい天ぷらやウドの木の芽あえを何度もおかわり。
子どもたちは大満足です。

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大沢地区の頂上で、近隣の方々がお花見をしていると聞き、
みんなで登ってみることにしました。
頂上の開けた場所には、マウンテンバイクのコースがあり、
西多摩マウンテンバイク友の会の子どもたちがマウンテンバイクでジャンプしています!
周囲には、サクラがたくさん植えられていました。
天の川という品種だそうで、まだ小さいながらも、
白っぽい花が満開。とてもきれいです。

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広場からは、遠くの山まで見渡せます。
子どもたちは、広々とした春の山々に向かって、
好き勝手なことを叫んで大笑い!
とってもいい気分です。

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一日中、天候が崩れることもなく、楽しい春の一日でした。

今回はNEC「竹取物語」の方々に、
天ぷら調理をご協力いただきました。
ありがとうございました。

次回の自然の学校は
6月17、18日 ホタルキャンプです。

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。

2月26日
今年初めての自然の学校は落ち葉掃きです。
冬の間にたくさん積もった落ち葉を集めて堆肥に追加します。
他にも春の畑は仕事が盛りだくさん。

まだ寒いけどなんとなく春の気配が感じられる畑に、
元気な子供たちが15人集まりました。

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校長の説明を聞いたら、
落ち葉溜めに集まりカブトムシの幼虫を探します。
新しい落ち葉を入れたら踏み固める必要があるので、
カブトムシを一度避難させるのですが……。
今年はなかなか幼虫が見つかりません。
発酵がすすんで落ち葉から堆肥に変わってゆくあたり、
落ち葉溜めの縁など、
堆肥を返しながらみんなで目をこらして探すと…

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「あっ!いた!」
「こっちにも!」
ようやく次々と発見できました。
リーダーからカブトムシのオスメスの見分けかたを聞いて、
拡大鏡を使ったり、手に持ったりして観察します。
お腹にV字のもようがあったらオスです。

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「気持ち悪ーい」と言っていた子も、いつしか「かわいい!」に。
しかし昨年と比べてもさらに少なく、
幼虫の数はオスが25匹程メスはたった1匹でした。
他にも居心地の良いベッドを見つけたのかもしれません。

カブトムシを避難させたらいよいよ落ち葉掃きの大仕事です。
冬の間に沢山積もった落ち葉を、
熊手で掃き集めてブルーシートで運びます。
落ち葉溜めは上から踏み固め、発酵に良い米糠を混ぜてまた寝かせます。
みんなで栗林と落ち葉溜めを何度も往復しました。

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一仕事終えてお腹はペコペコ。
お昼ご飯を済ませたらおやつの準備。今日は恒例のたき火です。
各々持ち寄った食材を、水で濡らしたキッチンペーパーで包み、
さらにアルミホイルで包みます。
サツマイモ、ジャガイモ、リンゴ、玉ねぎ。
夏ミカンやシイタケ、そしてバナナ!
包んだらたき火の中に入れて、おやつの時間のお楽しみ。

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午後はジャガイモの植え付けです。
まずは種芋の下準備。種芋をナイフで半分に切り、
切り口に灰をまぶします。それから畑に移動して植え付け。

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肥料と種芋を順番に植えていきます。
植え方にも間隔と順番の注意が必要で、
「あれ、順番違うよ」
「もう少し離そう」
と、声をかけながら真っ直ぐ植えていきました。

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これで今日の作業は終了。
たき火にくべたおやつをみんなで楽しみました。
じっくり火を通したお芋や焼きリンゴは格別の美味しさです。
みんなでいろんな種類を食べ比べ。
合間に作った長~い竹串にマシュマロを刺して、たき火に炙ってパクリ。

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最後に校長からみんなに一年間の活動を記念してプレゼントがありました。
手作りの竹ランタンです。

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LEDライトを使っているので色とりどりに光ります。
良い記念になりました。
また来年度もたくさん自然と触れ合いましょう!

自然の学校は新規メンバーを募集中です。
2017年度の年間活動予定は以下の通りです。
詳しくは問い合わせフォームよりご連絡ください。

2017年
 4月23日    春の里山散策、野草を味わう
 6月17、18日  ホタルキャンプ
 8月6日    虫探し、落ち葉だめ天地返し、川遊び
 10月22日   秋の里山散策、さつまいも収穫
 12月17日   お餅つき、しめ縄飾り作り
2018年
 2月25日    たき火、落ち葉だめづくり

12月18日、今年最後の自然の学校は、
恒例のお餅つきとしめ縄(お正月飾り)作りです。
穏やかな小春日和に20名の子どもたちが集まりました。
『西多摩マウンテンバイク友の会』の方々が参加してくださり、
保護者とリーダーも含めると総勢60名ほどで、
賑やかな1日になりました。

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いつもの畑に近い、ころりん村幼稚園が、今日の活動場所です。
子どもたちが到着したときには、セイロから湯気がしゅうしゅう。
もち米のいい匂いがします。
リーダーが前の日から泊まってもち米を研いだり、
汁物の材料を切ったりして、子どもたちがそろった時には
すぐにお餅つきができるように張り切って準備しました。
また、今年も地元の方が里芋などの野菜と、
なめこやマイタケなどのきのこを、たくさん用意してくれました。どれもとても立派!

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校長の話の後、リーダーから、
今年の冬はノロウィルスなどがはやっていて、
餅つきを中止にする団体も多いそうなので、
手洗いを徹底して活動するようにとの注意がありました。
餅つき組とお供え餅作り組に分かれて、いよいよ始まりです。

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蒸したての餅米が臼に入れられたら、
まず大人が餅米を杵で練って半殺しにします。
ついても飛び散らないようになったら子どもたちの出番。
列を作って順番についていきます。
杵が重くて時々手元が狂ったり、
タイミングが合わずに一緒に杵を降りおろしたり……。
でもみんな楽しそうについていました。
ならび直して順番を待つ子もいます。

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大人が時々お餅を返したり、
杵に引っついてしまったもち米をしゃもじではがしてくれます。
元気にかけ声をかけながら交代でついていると、
もち米のつぶつぶがなくなってきて、なめらかになってきました。
大人のOKが出たらつき上がりです。

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一方、お供え餅作り組は、熟練の保護者の方から丸め方の指導をうけてから、
ちょうどいい量を手にとって、少し粉をはたき、
丁寧に丸めていきます。慣れてくると、とても楽しい作業です。
作業に夢中で、終わったら全身粉だらけの子もいました。

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餅つき組と丸め組を一度バトンタッチしたら、
お供え用には十分な数がそろいました。
そろそろお昼です。お楽しみのつきたてお餅をいただきます!
リーダーやお母さんたちが配膳してくれました。

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ずらりそろったお餅の種類は、
磯辺、納豆、大根おろし、きな粉、キムチ、あんこの6種類。
たくさんの種類が食べられるように、
お餅は一口サイズの小さめにまるめました。
きのこ汁も大人気。子どもにはマイタケ汁、
大人にはなめこ汁が人気でした。
お餅も、きのこ汁も、とっても美味しい!
おかわりがとまりません。

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お腹がいっぱいになったら、午後はしめ縄(お正月飾り)作りです。
今年も地元の方が講師になって指導していただき、稲わらから飾りをつくります。
例年作っている子どもたちもだいぶ増え、
ずいぶん作り方が上手になってきました。
真剣な表情でひとつずつ手順を確認しながら、
力がいるところなども頑張って作っていました。
手作りの飾りでよいお正月が迎えられそうです。

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飾りができたら、余った稲わらで輪っかをつくり、輪投げ大会をしました。
リーダーがいろいろなキャラクターのイラストを上手に描き、
それを的にして輪っかを順番に放ります。
しばし練習をしたあとは、みかんとお餅の賞品をかけて本番です。
単純な遊びですが、結構な真剣勝負。
おまけに的にしたキャラクターのイラストをかけての
じゃんけん大会で盛り上がり、最後まで楽しい時間を過ごしました。

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おみやげは、みんなで作ったお供え餅と
畑で育ったキウイや里芋などです。
みんなよいお年を! また来年、笑顔で会いましょう。

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保護者の方や『西多摩マウンテンバイク友の会』のみなさんには、
餅つきと、配膳や道具の後片付けなどにご協力いただき、感謝しております。
ありがとうございました。

次回は今年度最後の例会、2017年2月26日(日)、
落ち葉溜め作りとたき火の活動です。
来年度の会員も募集しています。

10月23日(日)
食欲の秋の自然の学校は、
年に一度のお楽しみ、さつまいも掘りです!

雨続きだった今年の秋ですが、この日は青空のもと、
15人の元気なこどもたちが集まりました。

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「おはよう!」
「ねぇねぇ聞いて!」
久しぶりに会うともだち同士、おしゃべりはとまりませんが、
まずは校長から大事な今日の活動の注意点を聞き、
少し離れたいも畑を目指して出発です。

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畑に着いたら、さっそくスコップや手を使い、
さつまいもを掘り出しにかかりましょう。
大きなおいもがゴーロゴロ…なハズが、どうも様子が違います。

日当たりも肥料も土づくりも万全だった畑ですが、
夏から秋にかけての天候不順のせいか、
残念ながら今年は今一つの収穫量でした。

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とはいえこどもたちは、時々掘り当てる大物に歓声をあげたり、
土だらけになってツルを引っ張ったりしておおはしゃぎ、
充分に収穫を満喫していました。

収穫を終えたら、山の上の広場を目指して出発です。
到着したらようやく、待ちに待ったお弁当。
子ども同士で集まって、ワイワイ楽しくいただきます。

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お弁当のあとはゲーム大会。
今日のゲームはフィールドビンゴ。
お題が書かれたビンゴカードを持って、
自然の中にあるものから答えを探しましょう。

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ビンゴのお題は「きいろ」「いいにおい」「ちくちく」
「たかいところで見たもの」「おしゃれなもよう」
「いいおと・いいこえ」「ふかふか」「いきもの」です。
色、音、匂い、手触り…。思い出したり探したり。
タテ・ヨコ・ナナメが揃ったらビンゴ!

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昆虫博士のリーダーさんに、虫の話を聞いたり、
面白い葉っぱや虫を見つけたりして
楽しく活動したら、もうおやつです。

集合場所に戻ってみると、
せいろで蒸したての美味しそうなさつまいもがお待ちかね。
口々に「甘ーい!」を連発しながら、
お腹いっぱいいただきました。

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次回は12月18日 今年の締めくくり、餅つきとしめ縄作りです。

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。

8月7日(日)
夏真っ盛りの自然の学校は、
川遊びと天地返し、流しそうめんと盛りだくさん!

夏らしい真っ青な空でしたが、
時折太陽に雲がかかると、さっ、と涼しくなります。
湿気が少ない絶好の山遊び日和に、
14名の子供達が集まりました。

当日は助成をしていただいている、
日野自動車グリーンファンドの方が視察にお見えになりました。

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校長から今日の活動の注意点を聞いて、
毎年恒例の落ち葉だめの天地返しからスタート。
いつもはたくさんいるはずのカブトムシの幼虫が、
今年は全然見つからない……
それでも時々現れるハサミムシやコクワガタを
おっかなびっくり手に乗せてみます。

校長が林の中に砂糖水を仕掛けておいてくれたので、
虫が集まっているか、みんなで探しに行きました。
ヤブ蚊に襲われながらも、
ハンミョウやクワガタを見つけては、大はしゃぎ!
小さなアカガエルも発見。

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午後にする流しそうめんのために、
太くて長い竹をのこぎりで切り、自分の器を作ります。
のこぎりの扱いが初めての子も、
切り方を教わりながら、顔を真っ赤にして、
頑張って作りました。

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力仕事でヘトヘトなので、ここらでお昼ご飯です。

そして午後はいよいよお待ちかねの川遊び!
今年は雨が少なく、水量も例年より少なかったですが、
それでもたくさんの生き物を見つけることができました。
カニ、ザリガニ、小さな魚、ヤゴ……
中でもとても珍しい、ホトケドジョウを見つけました。
川の中に水が湧いている場所があり、
綺麗な水を好むこの魚が生息しているとのこと。
絶滅の恐れがある希少な魚ですが、
湧き水が枯れてしまったら、もうここにはいなくなるかも。

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遊んでもらった生き物を川へ放したら、
おやつにに流しそうめんです。
川でたくさん遊んだので、もうお腹が空きました。
箸を構えて、流れてくるのを待ちかねます。
初めて参加の子も、顔なじみの子も、
みんな仲良くそうめんをズズーッ!

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次回は10月23日   秋の里山散策、さつまいも収穫です

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。

自然の学校 4月報告



4月24日(日)
春です。
春の自然の学校といえば、里山散策とたけのこ掘り!

当日は時折、雨がぱらつく曇り空。
そんな天候でも10名の子供達が集まりました。
肌寒いくらいの気温でしたが
集合前にみんなで追いかけっこをしてすでに汗だくの子どもも。

標高が低いとは言え、山の中です。
里山にはハチやマムシも山に共存しています。
汗をかいたままにしておくと身体が冷えるので衣服の調整は
こまめにすることなどの注意も受けます。
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さあ出発。
山の入り口にある神社に『山菜を採らせていただきます』と
挨拶して歩き始めます。

西洋タンポポと日本タンポポの違いは去年も教わりましたが
数が減っている日本タンポポを守っていくためには大切なことです。
採っていいのは西洋タンポポ。日本タンポポはそっとしてあげましょう。
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野生のミツバも見つけ、香りも確認。
爽やかな春の香りがします。
野草の見分け方には匂いも大切。五感を使って春を感じます。
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竹林に到着。
たくさん歩いたのでまずはお弁当で腹ごしらえをしたら
お待ちかねのたけのこ掘りです。
今年も雨が少なかったのであまり多くはないと聞いていますが、
この日は雨上がりのせいか去年よりもたくさん見つかりました。
スコップを使って子供も大人も夢中で掘り出します。
たけのこを掘った後は土をきちんと埋め戻すことも大切です。
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『里山の自然を守る』ということはどうしたらいいのか?
そのままにしておくことが一番大切?
里山は時々山全体の様子を見て伐採したり、
人の手を入れてあげることが必要なのです。
昔、杉の植林が盛んだった名残で今も杉の木はたくさんありますが
外国産の輸入材におされ、伐採する人がいなくなりました。
同じ種類の樹木などだけが増え続けること、大きくなりすぎることは
里山のバランスを壊します。
山道をそんな話も聞きながら歩きました。

イノシシの足跡も発見。
イノシシもたけのこが大好物。
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山を降りるとおやつはたけのこと山菜の天ぷら。
採りたて、揚げたてをみんなで夢中でほおばりました。

自分たちで採った野草は最後に食べられるかどうかチェックしてもらいます。
天ぷらにしようかな、おひたしにしようかな...
おみやげに持って帰るたけのこは重いけれど
自分で掘ったんだもの、たくさん持って帰りた〜い。
途中から日差しも出てきて、歩きやすい気温でした。
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次回は6月18・19日
ホタルキャンプです。

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。

自然の学校 2月報告



2月28日
年明け最初で今年度最後の自然の学校は恒例の落ち葉はき。
秋から冬の間中に積もった落ち葉を集めます。

校長から説明の後、まずは落ち葉だめにあるカブトムシの幼虫探し。
発酵が進み暖かい落ち葉の中でぬくぬくしていた幼虫たちを掘り出します。
あとで新しい落ち葉を追加する際に一度
踏み固める必要があるので避難させるのです。
丸々とした幼虫はどんどん出てきます。
今年は50匹、去年より半分位に減っています。
でも他の切り株の下をひっくり返すとそこにも幼虫が。
居心地の良い住処は他にもあるのでしょうか...。

初めは気持ち悪がってさわろうとしなかった子どもも
だんだん愛着?が湧いてきて恐る恐る手のひらに乗せて『かわいい...。』
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次はいよいよ落ち葉はき。
くり林に広がっている落ち葉を掃き集めます。
集めて、落ち葉にもぐって温かさを実感。
集めた落ち葉は落ち葉だめに運んで幼虫を戻したら
納豆菌などの発酵の助けになるものも混ぜてまた寝かせます。
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お弁当を食べて午後の作業の前に今日のおやつの準備。
落ち葉と言えば焚き火。
各自が持ち寄ったサツマイモ、ジャガイモ、りんご、夏みかんなどを
水で濡らしたキッチンペーパーに包んでさらにホイルでくるみます。
あとはそのまま火に置いてお楽しみ。
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午後の作業はまず、原木にシイタケ菌を駒打ち。
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今日は春に向けて作業がたくさん。
ジャガイモの植え付けとあります。
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いっぱい働いてお腹も空いたら焚き火にくべたおやつはどうかな...
じっくり蒸し焼きにすると甘みが倍増!!
みんなで色んな種類を食べ比べ。
あれもこれもとたくさん食べれます。
最後は串に刺したマシュマロを炙ってパクリ。
これも焚き火の楽しさですね。
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今年度の活動は今日で一区切り。
焚き火のまわりで今年の自然の学校を振り返りました。
そして一年間の記念として6月に草木染をした布を一部に使ったポーチを
校長から一人一人に手渡しました。
自然の学校で使っているフィールドノートが入るサイズです。
また来年度もたくさん自然と触れ合いましょう!


自然の学校は新規メンバーを募集中です。
今年度の年間活動予定は以下の通りです。
詳しくは問い合わせフォームよりご連絡ください。

2016年
 4月24日    春の里山散策、野草を味わう
 6月18、19日  ホタルキャンプ
 8月7日    虫探し、落ち葉だめ天地返し、川遊び
 10月23日   秋の里山散策、さつまいも収穫
 12月18日   お餅つき、しめ縄飾り作り
2017年
 2月26日    たき火、落ち葉だめづくり

1月9日(土)にリフレッシュツアーを開催しました。
かなり冷え込むと言う予報にたくさん着込んで参加しましたが、当日はポカポカ陽気になり、汗ばみながらお散歩を楽しみました。

まず、交流会館に集合し、しっかり準備運動を行い、暖かいお日様のもと若宮体験の森へお散歩に出かけです。気に入った葉っぱなども探して拾いながら歩きます。
森のなかは枯れ葉がフカフカでガザ、ザワ、といい音をたてて歩きました。ドングリもたくさん落ちていてコロンと滑らないようにゆっくり気をつけました。
広場につくと丸太に腰を下ろし、そのまま丸太の山にゴロンと仰向けに。木の感触が背中に気持ちよく、見上げた空がまた素敵で、とっても贅沢な気分になりました。非日常です。
思い思いに葉っぱや枝を集め、自分の木を探したりしました。
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そして、おまちかねの椎茸狩り。あった!あった!すごい、こっちも!嬉しい歓声をあげながら時間も忘れて皆夢中で採っていました。昨年はこの時期の椎茸はカラカラに乾燥していましたが、今年は立派な瑞々しさ。自然の恵みはありがたいです。

そのあと狸のため糞を見たり、畑に寄って無農薬の小松菜をいただき、落ち葉の山にふんわり腰を掛け、もちろんお気に入りのものも探して交流会館に戻りました。
お弁当の時に出てきたのは、焼きたて椎茸!もちろんさっき採ってきたものです。シンプルな醤油味と濃厚なチーズ味。しっとりしたチーズ味が大人気でした。

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午後はコラージュを行いました。心理的意味合いもあり、雑誌などの切りぬきや拾ってきた葉っぱなどを思いのままに切り貼りして作品を仕上げます。話をしながらわいわい作っていきます。
簡単にできますが、選んで切って貼ると言う作業が思いの外リフレッシュできました。
できた作品は最後に発表しあい、みんなで感想を伝え合いました。

最後はおやつに甘酒をいただいて1日が終わりました。

参加者からは本当にリフレッシュできて、来てよかった。コラージュを楽しめた、思いが表現で来てよかった。椎茸が最高。丸太の上で寝転んで空を見たのが気持ちよかった。今日参加できなかった人達はもったいない、本当に残念。など、感想をいただきました。

来年度もまた企画したいと思います。
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自然の学校 12月報告


12月20日、自然の学校恒例のお餅つきとお正月飾りづくりをしました。
前日までの寒さが和らいで、穏やかな小春日和に20名の子どもたちと11名の保護者、それからお手伝いに明星大学の学生さんが6名、西多摩マウンテンバイク友の会の方々20名程が参加してくださり、リーダーも含めると総勢70名ほどの大人数で、賑やかな1日となりました。

前日からリーダーが泊まり込みで準備をし、餅米を研いで水につけたり、汁物の材料を切ったり、羽つきや輪投げなど昔遊びの準備をしました。
当日の朝も早くから釜に火を入れ、子どもたちが到着するときには餅米が蒸かしあがって餅つきができるようにしてくれていました。
地元のきのこがたーくさんに猪も!もちろん畑の野菜もたっぷり準備。
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集合して校長から今日1日の話があったあと、若者リーダーお手製の紙芝居で餅つきの話を聞きました。
このリーダー達も小学生の時から餅つきをたのしみにしてます。
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そして早速つき始めます。
まずは若者や大人が餅米を杵で練って半殺しにします。柔らかく、また飛び散らないようになったら子ども達の出番。
並んだ順番も待ち遠しく、みんな楽しそうについていました。
時々コツンと臼を叩いてしまうこともありましたが、力一杯頑張りました。
蒸かしたばかりの餅米をたべたり、またつこう、と何度も列に加わったり、一緒にやろう、と誘ったり、賑やかについていました。
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つきあがったお餅はまず丸めてお土産用のお供え餅にします。
お母さんたちのご指導のもと、子どもたちも大学生も大事にたくさん丸めていきました。
お餅のように真っ白になる子も。
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お供えの数が揃ったら、今度は楽しみな食べる分!
今日のお昼はつきたておもちです。
小さくちぎって色々な味で楽しみました。
磯辺やきな粉が人気。大人にはキムチと大根おろしを合わせたのが人気でした。
つきあがると皆が殺到してすぐにお餅がなくなってしまい、おかわりに来ても次につき上がるまで待っててね、なんてことも。
豚汁と猪汁もと~ても美味しく、みな何度もおかわりをしていました。
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その間も男の方を中心に何臼もお餅をついてくださり、お母さんたちは配膳にご協力頂いて、本当に感謝です。

お腹が一杯になったら、午後はお正月飾りづくりです。
地元の講師の方のご指導で稲ワラから飾りをつくります。
まずは、大学生や大人が作り方を覚えて、子どもたちも教わりながらじっくりつくりあげていきます。
なかなか力がいるところもありますが、助けてもらったり、協力して自分だけの素敵なかざりを作っていました。
毎年大人も子どもより真剣に作っています。
手作りのお飾りでよいお正月が迎えられそうですね。
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昔遊びも楽しみました。
稲ワラを縄になって輪っかにして、その輪でわなげをしたり、羽根つきもしました。結構子ども達は夢中で遊んでいて、昭和な雰囲気になっていました。
おやつはみかん、そしておみやげはお供え餅と校長がつけた沢庵です。
賑やかでゆったりとした1日となりました。
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保護者の方や西多摩マウンテンバイク友の会のみなさんには、餅つき、配膳や道具の後片付けなどなどにご協力いただいて大変ありがとうございました。
明星大学クローバーの学生さんも子どもたちとたくさん遊んでもらってありがとうございました。

また今回から1年、自然の学校の活動は日野自動車グリーンファンドから助成金を頂いています。
助成金は杵の購入などに使わせていただいています。

次回は今年度最後の例会、2月28日(日)です。
来年度の会員も募集しています。

自然の学校 10月報告


10月25日
 木枯らし一号のたよりはありましたが、日差しは暖かく
気持ちのよい秋晴れの中、さつまいも収穫と里山遊びを楽しみました。
参加者は子どもが13名とボランティア、保護者含め計19名。

 校長のお話のあと、明星大学からお手伝いにきてくれた学生さんや
大人がさつまいものツルを刈り取ります。
子ども達が夢中で土をかき分け掘り出すと
あちらこちらから「あった!」「大きい!」の声が上がります。
でも中には掘っても掘ってもお目当てが見つからず、「どこにあるの〜。」
 軍手を真っ黒にしながらがんばって掘ったおイモはこんなにたくさん。
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 収穫したイモはていねいに泥を落とします。
近くに生えている草をまとめて、タワシがわりにしてこすります。
みんなで頭を寄せ集め、これぞイモ洗い状態。
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 身体を動かし、お腹が空いたらお弁当。
そして若宮子ども体験の森へ散策に出かけます。
森の中には原木椎茸が育っていました。校長から椎茸の話も聞きます。
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 森にロールシートを敷いてみんなでゴロンと仰向けに寝転がれば
目の前にはいつもと違う景色が広がりました。
森の静けさの中でゆったりとした時間が流れます。
うつ伏せになると地面の虫たちと同じ目線での眺め。
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 森の力を胸いっぱいに吸い込んで畑に戻ればおやつの時間。
午前中に収穫したサツマイモと小さな里芋の蒸したものやカキ。
少し前に収穫しておいて、冷凍保存してあった栗もありました。
おイモは甘くてみんなおかわりして食べました。
持ち帰りのおイモもたくさん。
リュックは重いけど秋の味覚を頑張って持って帰りました。
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次回は12月20日(日)
いよいよ毎年恒例の企画、餅つきとお正月飾りづくりです。
お楽しみに!!

 10月25日(日)に10月の例会を開催します。

さつまいも収穫と里山散策を予定しています。
秋の恵みを味わいましょう。

集合//・立川駅(改札内グランデュオ案内板前)  8:45集合
   ・現地(菅生の畑)           10:15集合
 ※立川駅集合の方は秋川駅までの切符を購入してください。

参加費(登録メンバー以外)//子ども2,500円 大人500円

持ち物//お弁当、水筒、タオル、カッパ、えんぴつと消しゴム、コップ、
    ビニール袋(ゴミ袋、着替え用)、軍手、長袖、長ズボン、帽子、
    防寒具、おみやげ用のビニール袋も忘れずに!
    歩きやすい運動靴できて下さい。

里山リフレッシュツアー報告


9月13日に里山リフレッシュツアーを行いました。
途中小雨がパラついたりもしたが最後まで何とか持ってくれました。ピーカンよりはよかったのかもです。

さて、流れですが……

まず、若宮の森へ行き、「〇丸い物と□四角い物をみつけよう」というお題で辺りを探す遊びをしました。
あたりをよくよく見て、みんなお題のものばかりでなく色々発見してきました。キリギリスの仲間やコカマキリ、ハチの巣、キノコなどなど。
みんなが見つけてきたのは、まーるい傘のキノコ。花の蕾が丸い。丸い草の実。虫の食べ跡が丸い。などでしたが、
四角い物もの見つけられませんでした。なぜでしょう?……答えはわかりません。でも不思議ですね。

若宮の森の後は、クリ拾いです。初めてクリ拾いをする人もいました。
虫の入ったくりを拾わないように注意しながら、両方の靴でイガを押し広げてクリを出しやすくして拾いました。
だんだん上手に拾えるようになり、あとで数えてみたら全部で1108個もありました。

目的地まで行く間に子ども達を誘惑する物がいっぱいあって、道草ばーかっり喰って、ちっとも前に進まないのがちょっと困りましたが、これはしょうがないですね。何にも興味を示さないとこれまた困ったことですからね。
子どもも大人も道草を楽しんで歩きました。


午後はアートセラピーを行いました。
テーマは大人は「宇宙人とまわりの環境(どんな所にいるのか)」、子どもは「家と木」でした。

急に宇宙人なんて言われても……なかなかすぐに描けるものではないよなあ~なんて思っていると、あらら、みんな結構すらすらと描いているではないですか。
何とか描けたら、発表会です。発表するにあたり5つの項目があたえられました。
1.場所 2.目的 3.能力=性格 4.仲間がいるかいないか 5.危険に会った時どうするか

冷蔵庫の中の宇宙人。今の地球は良く無い事が多いからそれを伝えに来てくれる宇宙人。仲間いなく地球の方を見ている宇宙人など色々な宇宙人が出てきて、一つとして同じものはありませんでした。
ただ、5項目の危険会った時はどうするかでは、逃げる・小さく爆発する(自爆?)など戦う宇宙人はひとつもなかったのが一致した点でした。

アートセラピーは1時間ほどで終わり、残りの時間で子ども達は、縄跳びをしたり鬼ごっこをしたり体を思いっきり動かしました。
おやつはみんなで拾ってきたクリ。茹でたてのホクホクして甘いクリをおなかいっぱい食べました。おみやげもたくさんのクリです!!

参加者からは、自然の中でのびのびとして楽しかった。空気が美味しかった。普段見られない植物にふれてよかった。
描画について、子どもも大人も参加できてよかった。書くのが大変だったけど実際やってみると案外楽しかった
などの声をいただきました。

参加されたみなさん、ありがとうございました!
次回は1月9日(日)に開催予定です。

若宮の森へさんぽ森で見つけたもの栗拾い栗拾い2大収穫アートセラピー宇宙人宇宙人2宇宙人3宇宙人4おやつの栗

自然の学校 8月報告


8月2日は連日の暑さにも負けず、14名の小学生達が集まりました。

畑に集合してまずは肥料となる落ち葉だめの天地返し。
校長から落ち葉を分解して土に変える微生物のこと、
早く分解するためにぬかなどを混ぜるといいことなど説明を聞きながら
ぬかを混ぜた落ち葉を交代でスコップや鋤で返していきます。
しっかり下からすくって混ぜないといけないので
みんな汗をかきかき、熱心にやっていました。
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その後は白菜のタネの植え付け。
小さく仕切られたトレーに牛糞を混ぜた土(全然くさくない!)を入れ、
みんなの親指で押してタネを入れるくぼみを作ります。
そこへタネを2粒づつ入れます。
子ども達はくぼみ作りとタネを入れるのに夢中。
気前が良くなって2粒づつのはずが、、、、
温室に入れたら、発芽を楽しみに。白菜は約80日で育つそうです。
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木陰でお弁当を食べたらいよいよお楽しみの川遊び。
近くの鯉川に行き、虫や沢ガニを見つけ捕まえてはみんなで大騒ぎ。
最初は砂利の浅い所にしか行かない子どもも
最後には膝くらいの少し深い水にもチャレンジ。
暑さを吹き飛ばす川遊びはいつまでも入っていたいぐらい楽しくて
帰るのが名残惜しかったね。

6月のホタルキャンプで聞いたホタルのえさとなる
カワニナの殻を見つけて教えてくれた子どももいました。
捕まえた虫の種類の確認や数を数えたら元の場所へ放します。

おやつは蒸したトウモロコシとスイカ。
マクワウリも食べました。甘かったね。

予報では3時頃から雨でしたが、子どもたちの元気が雨を吹き飛ばし
事故も無く一日楽しく過ごせました。

次回は10月25日(日)。
秋の里山散策とサツマイモ収穫を予定しています。
会員以外で参加ご希望の方はご気軽にお問い合わせください。
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自然の学校 6月報告


6月20、21日はこの時期にしか体験できない、ホタルキャンプでした。

1日目/ 20日(土)
梅雨明けしておらず、この日も夜から朝にかけて雨の予報があったので
いつも敷地をお借りしているころりん幼稚園園庭での
テント張りは断念しましたが、12名の子ども達が元気に集合。

まずは日がある明るいうちにホタルが生息している鯉川を散策。
事前に歩いておく事で暗闇での観察に慣れます。
校長から川岸の草や虫達の説明を受けたり、
真っ赤に実った木いちごをや染色に使う桑の葉を摘みながら歩きました。

各自持参したお弁当で夕食の後は
持ち寄った玉ねぎの皮や先程の散策の時に取った桑の葉、菅生の畑のトマトの葉などを
煮出した三種類の染め液を使って布の染色作業。
自分たちで用意した布に輪ゴムやヒモを自由にしぼり、留めます。
好きな染め液に浸して翌日の染め上がりをお楽しみに。

そしていよいよホタルの観察!

今年は去年より多くのホタルの姿が見られました。
ゲンジホタルやヘイケホタル両方がいて、違いも観察。
途中に咲いていたホタルブクロの花にホタルを入れて、ランプのようにほんのり光る様子は幻想的です。
(写真に写せないのが残念!来年また見に来て下さい!)

でも捕まえて観察したホタルにとっては、人間の手のひらの温かさは
熱いおフロに入っているようなもの。必要な観察をしたらすぐに離します。

昼間とは違う夜の川岸の様子も堪能して戻り
校長からくわしくホタルの生態や、棲息環境などの話を聞きました。

テントは張れなくても幼稚園に廊下に雨よけシートをつけて
寝袋でみんなで並んで就寝。
子ども達はたくさん歩いたのですぐに寝ていました。

2日目/ 21日(日)
6時起床で顔を洗ったら、朝の散歩。
畑へ行って昼ご飯に使うグリーンピースやじゃがいも掘りも。
寝袋も自分たちで協力して片付けます。

ひと仕事してちょうどお腹がへったら朝ご飯。
畑で採れたてのトマトは甘くて、みそ汁や煮物も畑の恵みがたくさん。
お釜で炊いた炊きたてのご飯はおこげがおいしくてみんな何杯もおかわりしました。

昨夜染めた布を取り出し、みんなですてきな色あい模様を見せ合いっこ。
染め上がりは予想した色だったかな?

お昼の前に畑に戻って、サツマイモの苗を植えました。
お昼ご飯はグリーンピースご飯と肉じゃがです。
自分たちで採った野菜のご飯は最高!と大好評でした。

最後はお待ちかねの川遊びです。
子ども達って、本当に川遊びが好きですね。
普段の生活ではなかなか川にはいることができないので、ここぞとばかりに満喫しました。

お天気が心配でしたが、全てのプログラムを体験することができました。
盛りだくさんなプログラムのようですが、人数が少ないので、それぞれじっくり取り組むことができて、子ども達も大人達も充実した2日間でした。

次回は8月2日(日)です。
新規会員随時募集です。
会員以外も参加できます。
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6月20日、21日は自然の学校『ホタルキャンプ』です。

画像は6月7日に行った下見の時の鯉川の様子です。
右の草が繁茂したところが鯉川が流れているところで、ホタルが見られます。
今年はどれだけのホタルに会えるでしょうか。

川沿いにはホタルブクロが咲いていました。
それから何かの糞も。テンかな?
色々な生き物が住んでいる菅生の自然です。

ジャガイモの収穫、サツマイモの植え付け、そして、菅生の植物で染め物もやります!

<日付> 2015年6月20日(土)、21日(日) 
<場所> あきる野市菅生 ころりん村幼児園園庭
<集合場所>
  ・立川駅(改札内グランデュオ案内板前)
       集合:20日14時30分 解散:21日16時30分
  ・現地(菅生高校バス停)
       集合:20日16時15分 解散:21日15時30分
 ※立川駅集合の方は秋川駅迄の切符を購入して下さい。

登録メンバー以外の参加も可能です
 参加費 子ども5000円
 

6月14日(日)までに
下記アドレスあてに参加を希望される方と申込者(保護者)の
・お名前 ・学年
・日中連絡がとれる電話番号   をご連絡ください。
sizennnogakko★hotmail.com (★を@に変えてください。)

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自然の学校 4月報告


4月26日は初夏を思わせる様な暖かい日差しの中
今年度最初の活動は里山散策とタケノコ掘りでした。

今回は保護者も含めて参加者が約40人!
大勢でわいわいにぎやかに、道ばたの草花の説明を聞きながら
カナヘビを見つけて、切れて動くシッポに大騒ぎしたり
食べられる野草を摘んでのんびり歩きます。

西洋タンポポと日本タンポポの違いの説明も聞きました。
二つの見分けかたや、西洋タンポポは一株でも自分で種を作れるけれど
日本タンポポは仲間がいないと種が作れないので抜かないこと。

他の野草を摘む時も次の世代につながるように、
根っこごと抜かない 新芽が出来るところで折り採る
と言う約束事も子どもたちは守っていました。


気持ちのよい空気と一緒にお弁当を食べたら
いざ、タケノコ掘りへ。
今年は数が少なかったけれど、そこかしこで『あったー』と
うれしそうな声が上がり、一生懸命掘り出していました。

里山を下りながらも野草を摘んで
おやつは山菜の天ぷら。
初めて山菜を食べる子どもでも、自分で摘んだものだもの
恐る恐る食べてみて『おいしい!』

タケノコも木の芽あえでおいしく頂きました。


今回も西多摩マウンテンバイク友の会の方々には
里山の移動や天ぷら調理など大変お世話になりました。
ありがとうございました。



次回の自然の学校は
6月20、21日 ホタルキャンプです。
新規会員は随時募集しています。

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里山散策と野草を味わう

春の里山には自然の恵みがあふれています。
みんなで山菜を探しておいしく頂きましょう!

<日時> 2015年4月26日(日) あきる野市菅生にて

<集合場所>
  ・立川駅(改札内グランデュオ案内板前)
       集合8時45分    解散17時00分
  ・現地(菅生高校バス停)
       集合10時15分   解散15時30分
 ※立川駅集合の方は秋川駅迄の切符を購入して下さい。


登録メンバー以外の参加も可能です
 参加費 子ども2500円  大人500円

4月18日(土)までに
下記アドレスあてに参加を希望される方と申込者(保護者)の
・お名前 ・学年
・日中連絡がとれる電話番号   を下記のアドレスへご連絡ください。
sizennnogakko★hotmail.com (★を@に変えてください。)

自然の学校 2月報告


2月22日は自然の学校の今年度最後の例会でした。
雨の予報でしたが1日降らず、昼から冷え込んできましたが、焚き火にはちょうどよい天気でした。

ジャガイモの植え付け、お花炭の材料探し、落ち葉だめにする落ち葉掃き、竹のカード立てづくり、そして焚き火!
寒さをもろともせずに元気に遊びました。

おやつの焼き芋などは残念ながら焚き火を勢いよく楽しみすぎて、ほとんど炭になってしまいました。みんなごめんなさい。。。

ジャガイモは来年度の例会で、みんなのおやつになります。
落ち葉だめはしっかり堆肥にして、来年ジャガイモやさつまいもを育てる畑の栄養とします。

非常にこじんまりとした人数ですが、また来年も楽しみにしてくれている子達ばかりで、リーダー一同嬉しい限りです。

今年度も皆様のご協力のおかげで楽しく元気に自然に親しむ事ができました。

来年度の新規年会員も募集中です!
お気軽にお問い合わせください。

(来年度の予定)
4 月26日  春の里山散策、野草を味わう
6 月20・21日 ホタルキャンプ
8 月 2日  虫探し、落ち葉だめ天地返し、川遊び
10月25日   秋の里山散策、さつまいも収穫 
12月20日  お餅つき、しめ縄飾りづくり
2 月21日  たき火、落ち葉だめづくり

来年度もよろしくお願いいたします。

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自然が先生!『自然の学校』

今回はNPO法人になる以前から続けている体験型環境教育プログラム「自然の学校」について紹介します。

自然の学校は、1991年にYMCAのプログラムとして開始し、1993年からあきる野市菅生地区で活動を始めました。
小学生を中心とした年間会員をメンバーとして、菅生地区の遊休農地や手入れが行き届かない雑木林で、1年のつながりを感じる独自の里山生活体験プログラムを展開しています。現在は偶数月に年6回開催しています。

コンセプトは『自然が先生』
大人も子どももともに成長する生徒として自然の懐で過ごします。
遠くへ行かなくても、身近な自然に目を向け、遊びや体験から感じ・発見することを大切にしています。

主なプログラム 
4月:野草のてんぷら、6月:ホタルキャンプ、8月:ツリークライミング、10月:サツマイモ収穫、12月:餅つき・正月飾りづくり、2月:たき火、落ち葉だめづくり

都市部の子ども達も多く参加し、また、息の長い活動のため小学生から参加していたメンバーからリーダーが生まれ、ともに活動を続けています。

彼らに自然の学校の魅力を聞いてみたところ、
『やっぱり仲間』!
学校や職場の人とは全く関係ない人々が月に一度集まって一つのプログラムを実行するのが楽しいから続いた。自分達の団体は楽しい仲間が揃っていて、皆で遊んでいた。結果的に使われていない農地や森林の活用に繋がり、20年間継続したんです!

彼らは自然の学校のなによりの宝です!

子どもの頃に里山の魅力の種を心に蒔き、自然の中でのびのびと、ともに成長していきたい。
私達はこれからもこの想いを大切に活動していきます。

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