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自然の学校 4月報告



4月24日(日)
春です。
春の自然の学校といえば、里山散策とたけのこ掘り!

当日は時折、雨がぱらつく曇り空。
そんな天候でも10名の子供達が集まりました。
肌寒いくらいの気温でしたが
集合前にみんなで追いかけっこをしてすでに汗だくの子どもも。

標高が低いとは言え、山の中です。
里山にはハチやマムシも山に共存しています。
汗をかいたままにしておくと身体が冷えるので衣服の調整は
こまめにすることなどの注意も受けます。
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さあ出発。
山の入り口にある神社に『山菜を採らせていただきます』と
挨拶して歩き始めます。

西洋タンポポと日本タンポポの違いは去年も教わりましたが
数が減っている日本タンポポを守っていくためには大切なことです。
採っていいのは西洋タンポポ。日本タンポポはそっとしてあげましょう。
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野生のミツバも見つけ、香りも確認。
爽やかな春の香りがします。
野草の見分け方には匂いも大切。五感を使って春を感じます。
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竹林に到着。
たくさん歩いたのでまずはお弁当で腹ごしらえをしたら
お待ちかねのたけのこ掘りです。
今年も雨が少なかったのであまり多くはないと聞いていますが、
この日は雨上がりのせいか去年よりもたくさん見つかりました。
スコップを使って子供も大人も夢中で掘り出します。
たけのこを掘った後は土をきちんと埋め戻すことも大切です。
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『里山の自然を守る』ということはどうしたらいいのか?
そのままにしておくことが一番大切?
里山は時々山全体の様子を見て伐採したり、
人の手を入れてあげることが必要なのです。
昔、杉の植林が盛んだった名残で今も杉の木はたくさんありますが
外国産の輸入材におされ、伐採する人がいなくなりました。
同じ種類の樹木などだけが増え続けること、大きくなりすぎることは
里山のバランスを壊します。
山道をそんな話も聞きながら歩きました。

イノシシの足跡も発見。
イノシシもたけのこが大好物。
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山を降りるとおやつはたけのこと山菜の天ぷら。
採りたて、揚げたてをみんなで夢中でほおばりました。

自分たちで採った野草は最後に食べられるかどうかチェックしてもらいます。
天ぷらにしようかな、おひたしにしようかな...
おみやげに持って帰るたけのこは重いけれど
自分で掘ったんだもの、たくさん持って帰りた〜い。
途中から日差しも出てきて、歩きやすい気温でした。
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次回は6月18・19日
ホタルキャンプです。

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。