昨年8月の例会報告で6月の例会は中止と書いてしまいましたが、規模を縮小して開催しましたので、遅くなりましたが報告します。
6月は例年ホタルキャンプですが、新型コロナウィルスの影響により、泊まりのプログラムは行いませんでした。そして、当日はあいにくの雨天で、菅生会館をお借りして、半日工作を行いました。
丸太を切った木片を紙やすりでつるつるに磨き、名札を作りました。年輪の模様や形を思い思いに選び、磨き上げた肌触りを楽しみました。大きさの違う名札を何個かつくったり、推しの名札をつくったり、子ども達は自由に楽しんでいました。根気よく磨き上げ、満足した様子も。世界に一つだけの名札ができあがりました。
また、葉っぱを使ったアートを楽しみました。輪郭をなぞったり、紙にこすり出したりして、重ねて描いた葉っぱの形を活かして、色鉛筆で仕上げました。なんでこんな形になるんだろう、この葉っぱが好き、それぞれの思いも聞こえてきました。
額に飾ると素敵なアートに。
この日はたまたま頂いた、かんなで削った、木の羽衣も子ども達に触ってもらうことができました。
軽くてふわふわした感触と、香ばしいような木の香りを楽しみました。マフラーのように首に巻いてみる子もいて、子ども達の目の輝きに嬉しくなりました。
コロナ禍でも、雨でも工夫して子ども達に自然の感触を届けることができました。
昨年の鯉川はホタルがたくさんみられたので、今年は子ども達と一緒にみられることを願うばかりです。
あきる野市委託事業として
①市民参加によるオオムラサキの舞う森づくり
②子どもが自由に森で遊べる子どもの森広場 を行っています。
子ども達がいきいきとした活動の様子はこちらこちらをご覧ください。
菅生子どもが主役のオオムラサキの舞う森
遅くなりましたが、自然の学校10月例会と12月例会の報告です。
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10月はさつまいも掘りと雑木林散策に出かけました。
さつまいも掘りは鎌でつるを切るところから子どもたちに挑戦してもらいました!どんどん切り進める子やこわごわやってみる子など、子どもたちはそれぞれでおもしろいです。
切ったつるは一輪車に乗せて運びます。お芋掘りも根気よく掘り進めて、たくさん収穫できました。くわで最後の地ならしをやってみたり、使った道具の洗いも子どもたちでやってくれました。
よく働いて、秋晴れの下のお弁当がとても美味しかったです。
午後は雑木林に散策です。どんぐりや木の棒やそれぞれの大切な森の恵を見つけました。森の斜面の道を歩くだけでも特別で楽しい時間でした。
おやつはもちろん、熱々のふかしさつまいも!
お土産ももらって、お腹いっぱいで帰宅しました。
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12月は恒例のお餅つきとお正月飾りづくりです。
昨年は断念したお餅つきですが、今年は感染対策を行い、つきたてお餅を堪能することができました!
何度もやっている子も初めての子も、子ども達はみんなやる気満々で、順番に杵でお餅をついていきました。今年はヨイショのかけ声は出せませんが、リズムを取りながらついていました。
お土産用のお餅は、毎年子ども達に丸めてもらいお供え餅風にしていましたが、今年はビニールののし袋に入れて伸ばしてもらいました。なかなか力がいり、フウフウ言いながら頑張ってくれました。
お箸作りもしました。ナイフで竹を削り、好みの細さにしていきます。
最後にやすりで表面をなめらかにしました。
お昼はもちろんつきたてのお餅
やはりつきたては最高です!自分たちで作ったお箸で食べられた子もいました。
午後は地元の方を講師にお招きしてお正月飾りづくりです。
稲わらをなって、ねじって、最後に工夫して飾り付け。
よいお正月が迎えられたと思います。
お土産もたくさん頂き、よいお天気にも恵まれて笑顔の一日でした。
次回は2月27日、なかなかできる機会の減ってしまったたき火をやりますのでお楽しみに!
あきる野市菅生の遊休農地をお借りして野菜づくりを行っています。野菜はなるべく苗を育てるところから生産し、収穫した畑の恵みの販売を行っています。
中心的に作業に当たって頂いているのはNECフィールディング竹取物語のOBの皆さんです。長年お勤めになった会社をリタイアされた後、農作業を通じて社会貢献されています。
野菜を生産し、販売することで、お客様に笑顔になって頂くことはもちろんですが、手入れが大変になった土地を活かしたい地元の方、会社をリタイヤされた方、また、人がやってくることによって菅生の皆さんの笑顔にもつながることを感じています。
コロナ禍ですが、畑の作業は密を避けることができ、お買い物にいらっしゃる皆さんにも畑での販売が好評を頂いております。
多くの笑顔につながることをしっかりと心に留めて、これからも活動を続けて参ります。
この活動は2021年度ゆうちょ エコ・コミュニケーション助成事業のご支援を頂いています。
4月、6月と例会を中止し、現在もイベントを企画しづらい状況が続いていますが
子どもたちへ自然遊びの楽しさを伝え続けるため、感染対策を取りながら状況に応じて実施しています。
*6月は規模を縮小して開催しました。報告記事を別に掲載しました。(2022年2月追記)
8月のお楽しみといえば川遊び!
例年は畑に関する作業も行っていますが、今年は活動時間を短くして午前中まで。
でもゆっくり子どもたちが楽しめるように川遊びの時間をその分とりました。
子どもたちも今年は特に気合が入ります。
川に入る身支度も手際の良いこと。自分たちでどんどんやってます。
川の水は少し少ないものの、手にアミを持っていざ出陣。
ガサガサと生き物のいそうな川べりを探っていきますとあちらこちらから
『小さい魚つかまえた!』『サワガニ ゲット!』と報告が入ります。
一時的に観察用の水槽に入れてみんなが見れるようしておきます。
去年までおっかなびっくり生き物をさわっていた子もすっかりベテランです。
みんなでこれはなんだろうと確認して説明を受けたら川へ返します。
トンボの幼虫のヤゴも色々な種類がいました。
同じトンボなのにヤゴたちの個性豊かなこと。
サワガニも大小たくさんいました。
また来年もお互い大きくなって遊ぼうね。
畑で取れたきゅうりをかじって水分補給。
大きなきゅうりもガブリ、採れたてを食べると美味しいね。
お弁当を畑で食べるも良し、そのまま帰るも良しの各自自由解散となりました。
日差しは強かったですが日陰の風は涼しく通り、外気を満喫した1日でした。
次回は10月のサツマイモ掘り。
コロナも天候も心配ですが、無事に子ども達の手で収穫ができることを願っています。