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4月28日(日)

今年度初めての自然の学校は、春の山菜探しとタケノコ掘りです。
前日の雨があがってきれいに晴れ、絶好の山歩き日和。
10人の子どもたちが元気に集まりました。
新しい仲間も増えたので、ひとりづつ自己紹介。
校長からは、今季も内容盛りだくさんなので、
みんな楽しく頑張ろう!とお話がありました。
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リーダーから山歩きに関しての注意など受け、いよいよ出発!
山の入り口にある神社に挨拶して歩き始めました。
山道には街中の道と違って、初めて見る草花や樹木がたくさんあります。
知りたいことはリーダーにどんどん質問します。
例えばタンポポひとつでも、採って食べてよいセイヨウタンポポと、
なるべく保護してあげたい日本のタンポポがあります。
セイヨウタンポポは一株でも自分で種を作れるけれど、
日本のタンポポは仲間がいないと種が作れないのです。
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ヨモギは葉のうらが白くて、よく見るとふさふさうぶ毛があります。
ミツバは名の通り、三枚のキザキザの葉が付いています。
そっくりだけど、別の種類の野草もあります。
まず摘んでみて、匂いを嗅いでみるのが一番ですが、
毒を持つものもあるので、見分け方のコツなども聞きました。
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ノビルやミツバ、カラスノエンドウなどが見つかりました。
食べられる野草を採るときは、根っこごと抜かないで、
新芽が出来るところで折って採りましょう。
そうすることで、来年また同じ場所に生えることができるのです。
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山道の途中で見上げると、とても大きな葉をもつ樹がありました。
リーダーがホウノキだと教えてくれました。
「朴葉味噌」などに利用される葉っぱで、
うちわのように大きな葉でびっくり。
どうしても野草を探して下ばかり見てしまいますが、
見上げたら新しい発見がありました。
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「お昼はまだですかあ」たくさん歩いたのでお腹はペコペコ。
高台の開けた場所でお弁当にしました。
雨の後の晴天なので、空気が澄んでとても緑がきれいです。

午後はお待ちかねのたけのこ掘り。竹林に向かいます。
例年苦労する足元が悪く、急な山道ですが、
今年は大人の方々が重機を使って慣らしてくれました。
左右の斜面に、イノシシよけのネットが張ってあります。
イノシシが多く出没しているようで、
これも大人の方々が対策を講じてくださったのですが…
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山の奥に分け入っていくと、開けた竹林に出ました。
元気に散ってゆく子どもたちですが、
「ないなぁ」とあちこちから声が上がります。
今年の春は気温が上がらず、
食べ物の少ない山の貴重なご馳走は、
イノシシにお先にだいぶ食べられてしまったようです。
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それでも目を凝らしてじっくり探すと、あちらこちらで見つかりました。
スコップや鍬を使って折れないように慎重に掘り出します。
穴は埋め戻しておくのも大切です。
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少し降りた山の中腹、大沢地区で、
山菜とタケノコの天ぷらのおやつが用意されていました。
美味しい天ぷらや山ウドの木の芽あえを何度もおかわり。
加えてリーダーや大人の方々が、タケノコや山菜が少ないのを見越して、
別の場所で取れたものをお土産として用意してくだいました。
子どもたちは大満足です。
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最後に、自分たちで採った野草が食べられるかどうかを、
詳しいリーダーにチェックしてもらいます。
帰ったらどうやって食べようかな…
春の味を家に持って帰るたのしみができました。
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今回はNEC「竹取物語」OBの方々に、
天ぷら調理をご協力いただきました。
ありがとうございました。

次回の自然の学校は
6月15、16日 ホタルキャンプです。

メンバー登録以外で参加ご希望の方も気軽にお問い合わせください。