2月24日(日)
今期最後の自然の学校は、たき火と落ち葉だめづくりです。
前日は強風が吹きあれ、天候が心配でしたが、
当日には風もおさまり日差しも穏やか。11人の子どもたちが元気に集まりました。
きょうは春にむけての作業が盛りだくさんです。
いつものように校長からのお話と、リーダーからの注意事項を聞きます。
たき火がすでに燃えているので、子どもだけでそばによらないこと。
また、畑の野菜にはマルチとよばれるビニールがかかっているので、足を踏み入れないこと。
時々元気すぎて走り回ってしまう子たちも、ちゃんと聞いていました。
早速みんなで落ち葉だめに集まります。落ち葉を集める前に、
堆肥にいるカブトムシの幼虫を探しましょう。
去年はなぜか見つからなかったけど、今年はどうかな?
軍手をはめた手でどんどん堆肥を掘って探します。
落ち葉をよい土に変えてくれるムカデやミミズに続いて、カブトムシ発見!
どんどん出てきます。3匹め! 4匹! 5匹! 見つかるたびに歓声が上がります。
10匹以上の幼虫が見つかりました。大きいのも、小さいのもいます。
体重測定してみました。25グラム、17グラム、21グラム…
そのとき「デカいよ!」と幼虫を持ってきた子がいました。
測定結果は…なんと32グラム。大きい! 粘って探したかいがありました。
続いては、くり林の落ち葉あつめの大仕事。
冬の間に沢山積もった落ち葉を、熊手でブルーシートの上に掃き集めていきます。
今年はなぜか栗のイガがたくさん落ちてます。うっかりさわると、とても痛い!
落ち葉が集まったらみんなでシートの縁を持って、落ち葉だめまで運びます。
落ち葉だめがいっぱいになってきたら、
落ち葉の上に渡した板に飛び乗りジャンプして、ぎゅうぎゅう押し込みます。サーフィンみたいで楽しい!
かわりばんこにジャンプしていると、まだまだ落ち葉が入りそうです。
栗林と落ち葉だめを何度も往復して、
いっぱいになったら仕上げに米ぬかを入れました。
落ち葉を分解してくれる微生物がよろこぶそうですよ。
続いてお昼の前に一仕事。おやつにいただく焼き芋の準備です。
キッチンペーパーや新聞紙を湿らせて巻き付け、
さらにアルミホイルでしっかり包みます。
もちろんサツマイモだけでなく、みんな色々持ち寄りました。
りんご、バナナ、イチゴ(!)ジャガイモ、玉ねぎ、長芋 などなど…
朝からどんどん燃やしていた焚き火も、だんだん落ち着いて
いいおきびになっています。おやつの時間が楽しみ。
午前中の作業はこれでおしまい。お腹がペコペコです。
各自のお弁当を食べていると、
なんと校長から豚汁、猪汁、猪ステーキの差し入れがありました。
猪は初めて食べた子もいましたが、柔らかくて美味しいと大好評。あっという間になくなりました。
午後も頑張るぞ!
午後はヒラタケの種ゴマを、原木に打ち込む作業から始めます。
電気ドリルを使うので、扱い方の注意を聞いてから作業スタート。
馴れている子はどんどんやっていきますが、初めての子はやっぱりドキドキ。
リーダーに手伝ってもらいながら、慎重に一つづつ穴を開けていきます。
決まった間隔で穴が開いたら、種ゴマを木槌で打ち込んでいきます。
これは楽しい! 乾燥した原木は、木槌で叩くとカンコンと良い音がします。
今日植えたヒラタケは、食べられる大きさに成長するまで約一年半かかるそうです。
次はじゃがいもの植え付けです。種芋を半分に切りますが、
両方に芽がつくように気をつけて切ります。切ったらすぐに切り口を灰につけます。
畑に移動して、みんなでじゃがいもを植え付けていきます。
ふかふかで柔らかい畑の土は、空気を含ませて
作物が育ちやすいようにしている土だと、校長が話してくれました。
腐葉土とじゃがいもを交互に、間隔をあけて植えます。
植えたらふとんをかけるように、優しく土をかけてあげます。
元気に育ちますように。
焚き火のおやつが焼き上がるまでもう少し時間があるので、
急きょ参加者のお父さんがお話を聞かせてくれることになりました。
佐藤さんは国連難民高等弁務官事務所というところで働いています。
紛争地域などに行き、難民となった人たちの力になる仕事をしています。
難民キャンプでの生活の様子などを話してくれました。
お話のあとには現地の写真も見せて下さいました。
最後にいよいよお待ちかね、
たき火でじっくり火を通したおやつをみんなで楽しみました。
いろんな種類を食べ比べ。やっぱりさつまいもとリンゴが人気です。
ジャガイモは少し塩をふっていただきます。
そして最後には毎回恒例、手作りの長~い竹串にマシュマロを刺して、
たき火に炙ってパクリ。
これで今日の活動は終了。2018年度の自然の学校も終業です。
一年活動した子どもたちへの記念品は
毎回「自然の学校ニュース」の表紙を描いてくれている
ジュニアリーダーデザインの2019年カレンダー。
自然の学校年間スケジュール付きです!
これをチェックして、来期もまた菅生の里山で会いましょう。
次回は4月28日
春を満喫する里山散策、野山の野草を味わいます。
自然の学校は新規メンバーを募集中です。
2019年度の年間活動予定は以下の通りです。
詳しくは問い合わせフォームよりご連絡ください。
2019年
4月28日 春の里山散策、野草を味わう
6月15、16日 ホタルキャンプ
8月4日 虫探し、落ち葉だめ天地返し、川遊び
10月27日 秋の里山散策、さつまいも収穫
12月15日 お餅つき、しめ縄飾り作り
2020年
2月23日 たき火、落ち葉だめづくり
関連記事
自然の学校 2月例会報告 落ち葉だめづくりとたき火 (04月06日)
自然の学校 5月例会報告 春の山菜探しとタケノコ掘り (05月26日)
今期最後の自然の学校は、たき火と落ち葉だめづくりです。
前日は強風が吹きあれ、天候が心配でしたが、
当日には風もおさまり日差しも穏やか。11人の子どもたちが元気に集まりました。
きょうは春にむけての作業が盛りだくさんです。
いつものように校長からのお話と、リーダーからの注意事項を聞きます。
たき火がすでに燃えているので、子どもだけでそばによらないこと。
また、畑の野菜にはマルチとよばれるビニールがかかっているので、足を踏み入れないこと。
時々元気すぎて走り回ってしまう子たちも、ちゃんと聞いていました。
早速みんなで落ち葉だめに集まります。落ち葉を集める前に、
堆肥にいるカブトムシの幼虫を探しましょう。
去年はなぜか見つからなかったけど、今年はどうかな?
軍手をはめた手でどんどん堆肥を掘って探します。
落ち葉をよい土に変えてくれるムカデやミミズに続いて、カブトムシ発見!
どんどん出てきます。3匹め! 4匹! 5匹! 見つかるたびに歓声が上がります。
10匹以上の幼虫が見つかりました。大きいのも、小さいのもいます。
体重測定してみました。25グラム、17グラム、21グラム…
そのとき「デカいよ!」と幼虫を持ってきた子がいました。
測定結果は…なんと32グラム。大きい! 粘って探したかいがありました。
続いては、くり林の落ち葉あつめの大仕事。
冬の間に沢山積もった落ち葉を、熊手でブルーシートの上に掃き集めていきます。
今年はなぜか栗のイガがたくさん落ちてます。うっかりさわると、とても痛い!
落ち葉が集まったらみんなでシートの縁を持って、落ち葉だめまで運びます。
落ち葉だめがいっぱいになってきたら、
落ち葉の上に渡した板に飛び乗りジャンプして、ぎゅうぎゅう押し込みます。サーフィンみたいで楽しい!
かわりばんこにジャンプしていると、まだまだ落ち葉が入りそうです。
栗林と落ち葉だめを何度も往復して、
いっぱいになったら仕上げに米ぬかを入れました。
落ち葉を分解してくれる微生物がよろこぶそうですよ。
続いてお昼の前に一仕事。おやつにいただく焼き芋の準備です。
キッチンペーパーや新聞紙を湿らせて巻き付け、
さらにアルミホイルでしっかり包みます。
もちろんサツマイモだけでなく、みんな色々持ち寄りました。
りんご、バナナ、イチゴ(!)ジャガイモ、玉ねぎ、長芋 などなど…
朝からどんどん燃やしていた焚き火も、だんだん落ち着いて
いいおきびになっています。おやつの時間が楽しみ。
午前中の作業はこれでおしまい。お腹がペコペコです。
各自のお弁当を食べていると、
なんと校長から豚汁、猪汁、猪ステーキの差し入れがありました。
猪は初めて食べた子もいましたが、柔らかくて美味しいと大好評。あっという間になくなりました。
午後も頑張るぞ!
午後はヒラタケの種ゴマを、原木に打ち込む作業から始めます。
電気ドリルを使うので、扱い方の注意を聞いてから作業スタート。
馴れている子はどんどんやっていきますが、初めての子はやっぱりドキドキ。
リーダーに手伝ってもらいながら、慎重に一つづつ穴を開けていきます。
決まった間隔で穴が開いたら、種ゴマを木槌で打ち込んでいきます。
これは楽しい! 乾燥した原木は、木槌で叩くとカンコンと良い音がします。
今日植えたヒラタケは、食べられる大きさに成長するまで約一年半かかるそうです。
次はじゃがいもの植え付けです。種芋を半分に切りますが、
両方に芽がつくように気をつけて切ります。切ったらすぐに切り口を灰につけます。
畑に移動して、みんなでじゃがいもを植え付けていきます。
ふかふかで柔らかい畑の土は、空気を含ませて
作物が育ちやすいようにしている土だと、校長が話してくれました。
腐葉土とじゃがいもを交互に、間隔をあけて植えます。
植えたらふとんをかけるように、優しく土をかけてあげます。
元気に育ちますように。
焚き火のおやつが焼き上がるまでもう少し時間があるので、
急きょ参加者のお父さんがお話を聞かせてくれることになりました。
佐藤さんは国連難民高等弁務官事務所というところで働いています。
紛争地域などに行き、難民となった人たちの力になる仕事をしています。
難民キャンプでの生活の様子などを話してくれました。
お話のあとには現地の写真も見せて下さいました。
最後にいよいよお待ちかね、
たき火でじっくり火を通したおやつをみんなで楽しみました。
いろんな種類を食べ比べ。やっぱりさつまいもとリンゴが人気です。
ジャガイモは少し塩をふっていただきます。
そして最後には毎回恒例、手作りの長~い竹串にマシュマロを刺して、
たき火に炙ってパクリ。
これで今日の活動は終了。2018年度の自然の学校も終業です。
一年活動した子どもたちへの記念品は
毎回「自然の学校ニュース」の表紙を描いてくれている
ジュニアリーダーデザインの2019年カレンダー。
自然の学校年間スケジュール付きです!
これをチェックして、来期もまた菅生の里山で会いましょう。
次回は4月28日
春を満喫する里山散策、野山の野草を味わいます。
自然の学校は新規メンバーを募集中です。
2019年度の年間活動予定は以下の通りです。
詳しくは問い合わせフォームよりご連絡ください。
2019年
4月28日 春の里山散策、野草を味わう
6月15、16日 ホタルキャンプ
8月4日 虫探し、落ち葉だめ天地返し、川遊び
10月27日 秋の里山散策、さつまいも収穫
12月15日 お餅つき、しめ縄飾り作り
2020年
2月23日 たき火、落ち葉だめづくり
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