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自然の学校 8月例会 落葉だめ天地返しと川遊び

8月2日

長い長い梅雨が明け、絶好の自然の学校の活動日となりました。今年は新型コロナウイルスの影響で感染予防のためマスクして集合です。コロナ禍で学校の行事も次々と中止になってしまい、自然の学校を楽しみにしていた子どもたちの笑顔がはじけました。

2月にみんなで集めた落葉だめの観察です。みんな順番にクワやスコップで掘り起こし、土と葉っぱを混ぜていきます。待っている子は落葉だめをじっくり観察。冬に落葉をたくさん入れて、みんなで踏んで固めて満タンだったのに、いまは半分くらいの量になりました。どうしてだろう? みんなで考えました。「落葉が土になったから!」落葉は深く掘ると、どんどん土になっていきます。「どうして天地を入れ替えるのでしょうか?」またみんなで考えました。「いい堆肥ができるようにかな…」天地を返すと落葉だめの中が均一になり、良い堆肥ができるようです。
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落葉だめでは大きな虫がみつからなかったので、虫好きの子どもたちはちょっと物足りません。みんなで栗林に虫探しに出かけました。
さっそくトノサマバッタを見つけました! カメムシの仲間も発見。ベースキャンプ脇の栗の木にきらきらしたヤマトタマムシも発見! 校長がはしごを使って捕まえてくれてみんなで観察しました。
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午後は、お待ちかねの川遊びです!
今年は学校のプールもなかったので、子どもたちの意気込みは例年とだいぶ違います。

アミを手に川へザブザブ入ります。
石をひっくり返したり、川岸とガサガサ探ったりとみんな工夫して生き物を探します。ゴーグルをして川に潜って探す子もいました。
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サカナや生き物がとれたら、水槽に入れて観察です。同じような生き物でも、違う種類のものがいます。エビでも、スジエビやヌカエビ。ヤゴも色々、カワトンボ、コオニヤンマ、ハグロトンボ。大きさや形、色や模様が違います。他にやアブラハヤやカワムツ、ホトケドジョウ、ツチガエルも見つけました。

生き物たちを川へ帰したら、おやつを兼ねたスイカ割りです! みんなはりきってチャレンジしました。今年は上手く当たってもきれいにスイカが割れませんでした。その場で切り分けて、いただきま~す。校長の畑でとれた菅生のスイカです。「すごく甘くておいしい!」味は格別でした!
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○例会の流れ○
9:32 秋川駅
10:20 菅生の畑着
10:30 あいさつと注意事項
10:40 落葉だめ天地返し
    虫さがし
12:00 お昼
13:00 川遊び、がさがさ
14:30 スイカ割り大会、おやつ
16:00 終了 現地発




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