4月24日に自然の学校の4月の活動を行いました。
毎年恒例だった、野草つみと筍掘りですが、コロナ禍になってから毎年緊急事態宣言と重なり、3年ぶりの開催となりました。
待ちに待った春の雑木林散策!
ですが、当日の天気は不安定で午後から雨の予報でした。
ゆっくり散策することは見送り、子どもたちに人気の筍掘りをメインに急ぎ足のダイジェスト版山歩きに変更しました。
筍ポイントまでの途中にも、ヨモギ、ミツバ、カキドオシ、タンポポ、ユキノシタ、ノビル、シオデなどの食べられる野草や、オトシブミ、ヤマアカガエルのオタマジャクシなどの生き物を発見でき、子ども達はそれぞれに目を輝かせて観察していました。
そして、筍掘り開始!
イノシシに食べられているところもありましたが、今年は豊作でした!
ここにあった!あそこにもある!
あちこちで声が上がります。
こっちにあったから、掘る人いる〜?と子どもたちに声をかけても、それぞれ取り掛かり中の筍があって人でが足りません。
こんなにたくさんの筍が出たのは初めてです。
満足顔で山を降りました。
降りている途中から雨が降り出し、だんだんしっかりと降ってきましたが、本降りになる前になんとかボランティアハウスまでは下ることができ、遅めのお弁当になりました。予定よりも長い距離を歩きましたが、ボランティアハウスを整備していただいていたお陰様で、屋根の下で活動することができます。
先に降りていたスタッフがつくってくれていた筍の天ぷらをお昼にみんなで頂きました。筍が好きでないと心配していた子がもりもり食べてくれて嬉しい限りです。取ってきたヨモギやミツバも天ぷらにして、採りたての春を頂きました。
午後は名札づくりをしたり、秘密基地のような室内でハンモックや滑り台、黒板のお絵かきを楽しみました。
みんなで掘った筍をお土産に、雨になってしまった菅生から笑顔で帰宅しました。
次回は6月18,19日ホタルキャンプの予定です。
今年は久しぶりに泊まりのプログラムができそうです。
ご興味のある方は問い合わせからご連絡をお願いします。
好評を頂いているリフレッシュツアーは里山体験や雑木林のお散歩で気軽に里山を楽しめる企画です。昨年度は、新型コロナウイルスの影響で開催することができませんでしたが、今年度は春と秋の2回開催を予定しています。
春の企画の午前は、新緑の美しい雑木林を散策し、五感で命のエネルギーを感じていきます。また、午後はコラージュをいう心理学的な作業を通じて心を耕す時間を予定しています。
親子で一日楽しめる企画です。もちろんお一人やお友達との参加も大歓迎。心も体もリフレッシュしましょう!
日 時:5月15日 10時から16時(雨天実施)
場 所:菅生の畑、菅生交流会館(あきる野市菅生582、駐車場あり)
(バス:秋川駅から菅生高校経由小作駅西口行菅瀬橋下車5分)
参加費:大人2000円 子ども 500円
持ち物:昼食、飲み物、雨具、ビニール袋(おみやげ用)等
※活動しやすい服装でお越し下さい。
★申込み
参加者全員の氏名、住所、電話番号を問い合わせフォームよりご連絡ください。
★申込締め切り
5月12日(木)
2月27日、菅生の畑で今年度最後の自然の学校を行いました。
季節先取りの温かい陽気に恵まれて、子ども達は元気いっぱい、興味津々で、たくさんの体験をすることができました。
まずは落ち葉だめづくりです。
今年は残念ならカブトムシの幼虫は見つけることができませんでしたが、ふかふか落葉を入れると、みんな賑やかにすごい勢いで踏みしめていました。最後は落ち葉が気持ちよくて、お風呂に入っているような子たちもいました。
ジャガイモうえつけは、種イモを切って灰つけも行いました。ふかふかの畑の土に足で間隔を取って丁寧に植えます。
子ども達の働きがとても良いので、タマネギの植え付けと野菜の種まきもお願いすることにしました。ニラのようにまだ小さいたまねぎの苗をマルチに合わせて穴をほって植えていきます。野菜の種は、キュウリ、スイカ、マクワウリ、キャベツを蒔きました。大きさによってポットかセルに分け、一粒一粒、重ならないように声を掛け合ってまいていました。
お楽しみのおやつは焚き火で焼きました。さつまいも、ジャガイモ、タマネギ!など、みんなで持ち寄り、みんなで包んで焼いた、熱々をいただきます。マシュマロも人気!ご近所で頂いた竹から焼串を作りました。
次回、2022年度は4月24日から始まります。
コロナの影響で4月の例会は2年中止となってしまっています。今年こそは春のエネルギーに溢れた雑木林に出かけられることを願っています!
2022年度予定
4月24日 春の雑木林散策
6月18.19日 ホタルキャンプ
8月7日 川遊び
10月23日 さつまいも収穫、秋の雑木林散策
12月18日 もちつき、お正月飾りづくり
2023年2月26日 落ち葉だめづくり、たき火
菅生の遊休農地を活用して、地域の特産品づくりに力を注いでいます。
今年度は昨年から始めた花栽培を本格的に取り組みを行うために菅生の生産農家の方を講師を招いての勉強会を行いました。先生は無農薬で野菜も育てていらっしゃいます。
1回目は団粒構造のふわっとした土にするには落ち葉と糠を使用した作り方
2回目は花の種まき、発芽を促す方法、水やりや肥料の種類
3回目は実際に植える花での種まき講習を行いました。
花農家でもある先生は一切農薬は使用しません。目指すは無農薬栽培方法を習得する事で野菜づくりにも活用出来て、付加価値のある野菜生活を目指しています。
ゆうちょエコ・コミュニケーションで頂いた助成金で立てたビニールハウスが早く完成したので、種まきも早く行う予定です。
近くに西多摩霊園があるので、多くの方に利用してもらえるよう、これからも頑張ります。
菅生の畑の様子は理事長のブログで日々更新しています。
昨年8月の例会報告で6月の例会は中止と書いてしまいましたが、規模を縮小して開催しましたので、遅くなりましたが報告します。
6月は例年ホタルキャンプですが、新型コロナウィルスの影響により、泊まりのプログラムは行いませんでした。そして、当日はあいにくの雨天で、菅生会館をお借りして、半日工作を行いました。
丸太を切った木片を紙やすりでつるつるに磨き、名札を作りました。年輪の模様や形を思い思いに選び、磨き上げた肌触りを楽しみました。大きさの違う名札を何個かつくったり、推しの名札をつくったり、子ども達は自由に楽しんでいました。根気よく磨き上げ、満足した様子も。世界に一つだけの名札ができあがりました。
また、葉っぱを使ったアートを楽しみました。輪郭をなぞったり、紙にこすり出したりして、重ねて描いた葉っぱの形を活かして、色鉛筆で仕上げました。なんでこんな形になるんだろう、この葉っぱが好き、それぞれの思いも聞こえてきました。
額に飾ると素敵なアートに。
この日はたまたま頂いた、かんなで削った、木の羽衣も子ども達に触ってもらうことができました。
軽くてふわふわした感触と、香ばしいような木の香りを楽しみました。マフラーのように首に巻いてみる子もいて、子ども達の目の輝きに嬉しくなりました。
コロナ禍でも、雨でも工夫して子ども達に自然の感触を届けることができました。
昨年の鯉川はホタルがたくさんみられたので、今年は子ども達と一緒にみられることを願うばかりです。